【車検の疑問】車を購入していないディーラーで車検は出来る?
仕事や結婚などで引っ越ししてしまい、今まで付き合いがあったディーラーと離れた場所に暮らしているとします。そのディーラーから車検のハガキが来ると「無理をしても今までと同じディーラーに車検をお願いしたほうがいいのか?」それとも近くにある初めて行くディーラーにお願いしてもいいのかと迷いますよね。購入していなくでも車検を受けてくれるのか?また車検費用を安く抑える方法も合わせてご紹介します。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:audi A3(中古で購入) 車に対する思い:免許…
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- 最終更新日:2018-11-5 / 投稿日:2018-10-31
目次
車検はどこにお願いする?
みなさん車はどこで車検を受けていますか?
車を購入したディーラーや、点検をお願いしたガソリンスタンドなどから案内ハガキが届くことがありますので、そうしたところで車検を受けるかと思います。
実は車検をどこで受けるかによって費用が変わることはご存知ですか?
車検は、ディーラーやガソリンスタンドの他にも、車検専門店にお願いする方法や自分で車検を通すという方法も含めて何通りかあります。
- ディーラー車検
- ガソリンスタンド車検
- 「車検のコバック」など車検専門フランチャイズ車検
- 民間整備工場車検
- 「オートバックス」などカー用品専門店車検
- 自分で行う「ユーザー車検」
- 車検代行
車を持っていれば、少なくとも2年に一度は車検を受けますので決して少なくない出費です。
車検を受けるところも、自分にあった方法をキッチリ選んだほうがお得に出来ます。
車検を受ける場所によっての費用の違いなど詳しくはこちらの記事でご紹介していますので気になる方はお読み下さいね。
車を購入していないディーラーで車検ってできるの?
車検は様々なところで受けることが出来るとおわかりいただけたと思います。
ただし、車にこだわりが強い方は特にディーラー車検を選択したいものでは無いでしょうか?
車を買うまでの時間の中で、カーディーラーの担当者さんとはとても仲良くなったりするものですよね。
そうなると、車のことを良くわかってくれていて仲良しのディーラーで車検を受けたい!という方は少なくないと思います。
でも、もしも引っ越しをしてしまった場合はどうしますか?
転勤などで遠い他県に来てしまった場合には購入したディーラーに車検をお願いすることが困難です。
その場合には、引っ越し先にある近くのディーラーで車検をお願いしても良いものなのでしょうか?
また、ディーラー側としては自分の店で購入していない人の車の車検についてどう思うのでしょうか?
こうした疑問について、インターンでカーディーラー勤務を経験させてもらった筆者が解説してみたいと思います。
購入していなくても車検は大歓迎!
基本的には、購入していないディーラーに車検をお願いしても問題ありません。
むしろ、今まで全く関わりがなかったディーラーであれば、大歓迎されると思います。
車検を担当する修理サービス部門にも「ノルマ」があるからです。
営業部門では「1か月に1人何台売らなければいけない」といった形でノルマがあることはイメージができると思います。
私がインターンで行ったカーディーラーさんでは、修理サービス部門も同じように「1か月に修理売り上げ何件」という形の目標数値がありました。
別のディーラーで購入したお客様は、車検でお付き合いが始まる新しいお客様、ということにもなります。
何度か車検を受けてもらうことで、将来的に車の購入してもらえるチャンスもあります。
そのためディーラーからすれば、自分の店で車を購入していないからという理由で車検を断わることは無いと思います。
稀に、3月や9月など車検が混み合う時期で、日程が合わずにやむを得ず断られることはあるかも知れません。
メーカー違いのカーディーラーでの車検はどう?
車を買ったところで無くても車検が可能なことがわかりました。
それなら、例えばホンダのフィットをトヨタのディーラーで車検を通すことも可能なのでしょうか?
この疑問に関してはこちらの記事で詳しく説明していますので合わせて読んでみて下さいね。
【比較】遠くの購入したディーラーVS近くのディーラー
引っ越したとしてもそれほど以前住んでいた場所から離れていないなどで、ちょっと遠くて大変だけど前のディーラーに通うこともできるという人もいると思います。
そこで、「遠くても車を買ったディーラーに車検をお願いする場合」と「近くて車を買ってないディーラーでの車検」でどちらがメリットが大きいか比較してみました。
車のことを良く理解してくれるのはどっち?
車のことを理解してくれているのは、もちろん車を購入したときに担当してくれた営業の方がいる元々のディーラー!
…というわけでもありません。
実は、きちんと法定12ヶ月点検や、24ヶ月点検などをしていれば「点検整備簿」に記録されます。
また、点検したことのある整備工場やディーラーによって「メンテナンス手帳」「整備手帳」といった名称の整備した内容を記録できるノートのようなものを発行してくれるところもあります。
新しいディーラーで車を見てもらう場合でも、このような記録があれば車の状態や、修理した履歴がわかります。
そのため、必ずしも買ったところのディーラーでないと車のことが詳しくわからない、というわけではありません。
また、今までどこのディーラーでお世話になっていたかを話せば、同系列の会社の別の支店だったりすればディーラー同士で連絡を取ったりしてくれる場合もあります。
新しいディーラー側も、せっかく来てくれたお客様は長い付き合いがしたいと思っているので、そこは真摯に対応してくれるのでしょう。
車検代が安くすむのはどっち?
ディーラーは車を販売するのがメインのサービスなので、ショールームをきれいにしたり、営業さんの給料などに経費がかかります。
そのためか、民間の整備工場や車検専門店に比べて10,000円~20,000円、高くなる傾向があります。
また、交換するパーツはメーカー純正のものの場合が多く、修理する費用も多めにかかります。
ただし、購入したディーラーでは購入時に「メンテナンスパック」というような名称の、車を乗り続けるうえで必要になる当面の点検を無料にしたり、安くしてくれたりするサービスをつけてくれる場合があります。
こうしたサービスが利用できない点を考えると、購入したところ以外のディーラーのほうが車検代が高くなってしまうでしょう。
ディーラーにもよりますが、購入した時の特典の恩恵が受けられるという意味で車検代が安くすむ可能性があるのは遠くても購入したディーラーでの車検がいい場合もあるでしょう。
費用を考えるなら要チェック!車検が安くすむ方法とは?
紹介した通り、購入している・していないに関わらずディーラー車検は高くつく傾向があります。
では車検を安く済ませるにはどうしたらいいのでしょうか。
筆者がおすすめする車検費用を抑える方法としては「整備工場、車検専門店にお願いする」ことです。
整備工場や車検専門店は、徹底的に修理する方針のカーディーラーと違い、費用に合わせたプランが複数用意されています。
「高くてもしっかり点検するプラン」「必要経費のみで車検だけのプラン」といった形です。
車検を安く済ませたい、とりあえず車検だけ通したいという方は車検専門店を探してみてはいかがでしょうか。
ディーラー違いの車検は決して迷惑ではなく、むしろ歓迎されるでしょう。
ただし、費用としては他のところで受ける車検よりも高くなる可能性があります。
費用が気になる場合には、ディーラーの他にも車検専門店や民間整備工場にも車検見積りをお願いして、費用を比べてから車検をお願いするようにしましょう。
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