タイヤを通販で買う時の注意すべきこととは?初めての利用で失敗しないためのポイント5つ!
比較的安くタイヤが買えるネットのタイヤ通販ですが、失敗・トラブルを防ぐ為に気を付けなければならない注意点もあります。偽ブランドや中古品でパンク修理の形跡があるタイヤも売られている可能性があることを理解しておきましょう。チェックすべきポイントを押さえておけば安心して利用できます。 消耗品であるタイヤはなるべく安く・賢く買い替えましょう!
免許取得歴:20年 今乗っている車種:トヨタ サーフ(中古で購入) 車に対する思い:古…
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- 2,011
- 投稿日:2018-12-4
目次
タイヤを通販で買う人が増えている
タイヤは消耗品ですので、走行距離もしくは使用年数に応じて定期的に買い替える必要があります。
タイヤ寿命やどのくらいの頻度で交換しなければならないか?についてはこちらの記事もチェックしてみて下さい。
また、冬に雪が降る地方であれば、夏タイヤとスタッドレスタイヤを用意することになります。
皆さん、冬タイヤの準備は大丈夫ですか?
ジっちさんはネットで8本も買っちゃいましたよ笑笑笑! 4輪ダブルタイヤか!#ジムニー #スタッドレス pic.twitter.com/k07iIRaExU— ジっち23 (@jun_ibe) November 24, 2018
多くの方が、夏と冬で2種類を4~5年ペースで購入していると思われるタイヤです。
決して安い買い物ではないので、できるだけ安く購入できる手段を探したものですよね。
費用を抑えられるという面で人気なのがタイヤ通販です。
利用者も年々増えているそうです。
インターネットでタイヤを購入したことがある消費者は約25%だった。
通販というとアマゾンや楽天で購入していた方も多いかと思いますが、近年ではオートウェイなどの激安タイヤ通販専門のサイトなど、CMでもよく見かけるようになりましたよね。
ネットでの販売は、実店舗を構えているタイヤ専門店やカー用品店よりも安く売られていることが多いです。
また、アジアンタイヤや中古タイヤ、訳ありタイヤを取り扱っていたりして、選択肢の幅がもあります。
予算に応じて見つけやすいというのもメリットです。
タイヤを通販で買う場合には、自分の眼で実際にタイヤを見ることができませんが、大丈夫なのでしょうか?
どういった点に注意が必要なのか、調べてわかったポイント5つを詳しく1つずつ説明します。
タイヤ通販の注意点①修理の形跡がないかどうかチェック!
中古タイヤの場合は、溝がしっかりと残っている・傷がないという状態でも、パンクの修理跡がないかどうかを確認することが大事です。
一度パンクしたタイヤでもきちんと修理すれば問題なく使うことができますが、一度もパンクしたことの無いタイヤよりは品質が低いと考えたほうが良いです。
車のメンテナンスなどの情報が掲載されている「グーピット」では、パンク修理したものは基本的には寿命に影響は無いとしながらも、懸念点はあると説明しています。
全く影響ないとは断言できません。その理由として「もともとのタイヤのコンディション」を考慮する必要があるからです。(中略)摩耗していたりヒビが入っているタイヤだったりすると、修理しても不安要素は残ります。
もしも、パンク修理についての説明がなかったのにも関わらず、送られてきたタイヤに修理跡があるようなら、ショップに説明を求めてもよいでしょう。
タイヤ通販の注意点②偽ブランドじゃない?
タイヤは有名ブランドのものほど価格が高い傾向にあります。
特にブリヂストンなどの国産ブランド、ミシュランなどのヨーロッパブランドは他のブランドに比べて高いです。
もちろん、価格が高い分、それだけ品質が良いのは言うまでもありません。
注意が必要なのは、高いはずのブランドタイヤやホイールが激安の場合です。
ブランドを偽ってタイヤを製造、販売されているケースがあるからです。
当然詐欺的な行為ですし、品質が低いタイヤであることがほとんですので、十分に注意しなければなりません。
ニュースではたまに報じられるタイヤ・ホイールの偽ブランドの事件ですが、国民生活センターでは報告がありません。
ということは、利用している私達は、タイヤが偽物のブランドであってもなかなか気づけないことが多いということなのかも知れません。
タイヤ通販の注意点③料金が思ってたのと違う!というウッカリ
通販であるがゆえの注意点として、料金の確認をしっかりとすることがあります。
- 送料
- サイズによる料金の違い
に注意が必要です。
ほとんどすべてのショップで購入したタイヤには、本体価格に加えて送料がかかります。
タイヤは大きさも大きく、重さもあるため送料が高くなります。
明細を見たら思っていた料金よりも高く請求されている、ということがないように送料がいくらなのかはきちんと見て注文しましょう。
また、同じタイヤでもサイズによって金額が変わります。
変わったことに気づけずに小さいサイズで金額を考えておくと、支払い処理の画面でびっくり、ということもあるので気をつけたいところです。
返品交換ができるショップを選ぼう
特に中古のタイヤを通販で買う場合、タイヤ通販ショップの中には現状での引き渡しとなり、保証や返品ができないというケースもあります。
修理跡無し、片減りあり
などタイヤの気になる状態が書かれていても、実際に取り寄せた際の返品がきかない店舗で購入した場合はどんな商品が届いても返品が出来ないので注意が必要です。
タイヤ通販の注意点④サイズ・ホイールタイプが適合するか確認すること!
タイヤは車種や用途によって、同じブランド、同じシリーズでも異なる規格のものが存在します。
実店舗であれば、自分の車を持って行きスタッフに聞けば、すぐに適合するタイヤを選んでくれます。
その点、通販で買う場合はサイズなど自分の車に合ったものを調べて購入することになります。
また、タイヤだけを買って手元のホイールをそのまま使う場合には、ホイールのタイプによって、適合するタイヤが違う場合があります。
通販で買ったスタッドレス。どこかのタイヤ屋に合うと言われて一番小さいサイズ(15インチ)にしたのに、ホイールがキャリパーに当たり最悪な状態に。そのため、即座にそのスタッドレスを売り中古の16インチのスタッドレスセットを注文する。明日取り付けする。チキショー散財した。くやしい。
— 高橋 潤:まあ、どうにかやっています。 (@j2taka) January 21, 2014
通販の場合、「適合しなかったなどの理由で返品できない」としているお店もあるので、失敗できません。
実際に今履いているタイヤのサイズをしっかりメモをして、さらにお店にも確認を入れながら選ぶと間違えにくいです。
タイヤ通販の注意点⑤工賃が高くついてしまうことがある
タイヤ通販のメリットは安く買えることですが、それとは別に取り付け工賃がかかることを忘れてはいけません。
(自分でタイヤとホイールの組みかえや、車との脱着が出来るならこの心配はありません。)
購入した後、工場やタイヤショップやカー用品店に車とタイヤを持ち込んで、取り付け作業をしてもらうのですが、当然その際には工賃がかかります。
一般的に、タイヤショップでタイヤを買ってそのお店で取り付けをしてもらうと、多少工賃が安くなりますが、持ち込みタイヤの場合は工賃が高くなる場合が多いです。
タイヤ自体が安いとしても工賃で割高になってしまうこともあります。
ネットで買うと実店舗で買うよりも、工賃まで含めてトータルどのくらい安くなるのかということを比較して購入を決めることも大事です。
タイヤ通販でのトラブルを避けるために
このように、お得に買えるというメリットがあるタイヤ通販ですが、いくつかの注意点があります。
トラブルを避けるためにも、よく内容を確認して購入することが大事です。
特に、中古タイヤの場合は、傷やパンク修理などについての説明や写真掲載をきちんとしていると安心です。
通販ではスタッフがアドバイスをしてくれるわけではありません。
自分の車に適合したタイヤ・ホイールを選べるように、事前にどの規格のものを買うのかを調べておくことも忘れないようにしましょう。
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