かしこいタイヤ選びの方法!大事なのは性能とサイズ!性能・目的別おすすめタイヤ4選
タイヤは消耗品のため、すり減ったりしてきたら新しいものに買い換える必要があります。ですが、初めてタイヤを変える方は詳しくない方はカーショップに行っても見た目に似たようなタイヤがたくさんあって、どれがいいのかよくわからないこともあるのではないでしょうか。そんたタイヤ交換のために必要な知識と、どんなことを注意してタイヤを選んだらよいのかをご紹介します。
免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …
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- 最終更新日:2018-10-29 / 投稿日:2018-10-23
目次
タイヤ選びの大事な2つのポイントとは?
タイヤ交換をする時、カーショップなどに行くとたくさんのタイヤが並んでいてどれを買ったら良いのか迷いませんか?
もちろん予算の都合もあるかと思いますが、タイヤ選びには大事なポイントが2つあります。
- タイヤの性能について
- サイズについて
タイヤのメーカーは、ブリヂストン、ミシュラン、グッドイヤー、ピレリ、ヨコハマタイヤなど、テレビCMで見かけたり、名前を聞いた事のあるところだけでも沢山ありますよね。
車のタイヤに関する基本的なこととして、性能とサイズについてまず知っておくと選ぶ時に困らないかと思いますのでご紹介していきますね。
タイヤ性能でみるべき大事な5つのポイント!
まず、タイヤの性能は、いくつかのポイントがあります。
- 静粛性:タイヤノイズはどのくらい出るのか?
- 耐久性:タイヤが走行によってどのくらい減りにくいか?
- グリップ性能:どのくらいグリップ力があってすべりにくいか?(ドライ路面とウエット路面における性能がそれぞれ別になっている場合があります)
- 燃費性能:省燃費性能はどのくらいか?
- 乗り心地:乗り心地や硬さはどうか?
このような性能要素がある中、あなたはどれを重視しますか?
もちろんすべてが良いに越したことはないのですが、全体的に良い性能のものは高価で手が出しにくい場合があります。
タイヤに求めるものをハッキリさせて性能の優先順位を決定!
タイヤの性能について知ったら、その中で自分がどんなタイヤが欲しいのかを考えてみましょう。
例えば、
- グリップ力を重視したい
- 乗り心地を良くしたいから静かなものを
という感じで、自分が一番求めているものが何かを選びましょう。
車のタイプによっては専用タイヤというものもあります。
たとえば、ミニバン用に車重の大きい車に合わせた設計のものであったり、スポーツカー向けにグリップ力があるものであったりという具合です。
また、最近のハイブリッドカーには最初からエコタイヤが装着されている場合があります。
タイヤを買い換える時にも、低燃費タイヤを選ばないと燃費が落ちる可能性があるので注意が必要ですよ。
特殊な性能を持つタイヤも!
ランフラットタイヤという「パンクしても多少走れる」特殊な性能のタイヤもあります。
万が一空気が抜けてしまっても、タイヤの側面で車を支えることができる特別な構造で作られています。
パンクをしてしまっても最寄りのガソリンスタンドや修理工場などまで一定の距離を走行できるというので、安心出来ますよね。
また、空気が無いので「パンクしないタイヤ」も発売されたりと、タイヤ業界の技術も新しいものをどんどん生み出していますね!
ランフラットタイヤや、空気なしタイヤについて詳しくこちらの記事でも紹介しています。
サイズ選びは重要!!タイヤサイズの確認方法を知ろう
タイヤには車に応じたサイズがあります。
一番大事なのはもちろん、その車に合ったサイズ(単位はインチです)を選ぶことです。
インチの他にも、タイヤの幅や厚みも重要です。
タイヤサイズは側面に『185-60-14』とか『205-65-15』のような3つの数字が書いてあるのでそこを見ます。
タイヤサイズの見方
例:『185-60-14』の場合
- 最初の3ケタ(185)は、タイヤの幅をmmで表したもの
- 次の2ケタ(60)は、タイヤの幅に対するタイヤの厚みを%で示した扁平率
- 最後の2ケタ(14)はホイールのサイズで、単位はインチ
扁平率については、185mmのタイヤ幅で扁平率が60(%)であれば、
185×0.6=111mm
という計算式で、ホイールを含ないタイヤの厚み部分を計算することができます。
このタイヤは、横から見ると約11cmの厚みがあるということがわかりましたね。
最近では、走行性能の面から扁平率が低めの50%を切るものが好まれていると言われています。
車に合ったタイヤサイズと奨励空気圧をチェック
現在のタイヤと全く同じサイズのものが欲しいのであればタイヤをチェックしておきましょう。
まれに前後で異なるサイズのタイヤを採用している場合もありますので、念の為前後のタイヤとも確認してください。
運転席のドアを開けると、車のBピラー(運転席シート横のドアを開けたときに見えるところ)に、主なタイヤサイズと推奨空気圧の表が貼ってあります。
車の取り扱い説明書にも利用可能なタイヤサイズが書かれています。
もしインチアップをしたい場合は、外径(タイヤの直径)を変えないようにしたりと注意しなければならない点がありますので、お店の人にキチンと相談をしたりしましょう。
性能・目的別で見る筆者おすすめタイヤ4選
1.【低燃費タイプ】ヨコハマタイヤ BlueEarth AE01F
タイヤ サマータイヤ 夏タイヤ ヨコハマ BlueEarth AE01F ◆195/55R16◆ 4本セット【YOKOHAMA BlueEarth AE01F】
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(こちらは16インチのタイプです)
筆者は横浜タイヤをよく使っていますが、おすすめは「BlueEarth AE01F」。
従来のBlueEarth AE01の後継モデルです。
もっともベーシックなスタンダードタイヤであるECOS ES31に比較して、燃費性能は4%向上しているそうです。
低燃費タイヤは転がり抵抗が少なくなるように設計されていることから、タイヤが転がりやすく、燃費も従来のモデルよりも数%改善されます。
同時に磨耗性能も改善していますので、ECOSよりも長持ちするようになったようです。
2.【濡れた路面・静寂性】ヨコハマタイヤ BlueEarth RV02
タイヤ サマータイヤ 夏タイヤ ヨコハマ BlueEarth RV-02 ◆195/60R16◆ 4本セット【YOKOHAMA BlueEarth RV-02】 |
(こちらは16インチのタイプです)
ミニバンユーザーなら、こちらの「BlueEarth RV02」がおすすめです。
省燃費タイヤでありながら、ウェット性能や静粛性に優れたタイヤです。
筆者の経験上、価格の安いベーシックタイヤでもバランスはよいのですが、若干減りが早いように感じています。
BlueEarthはこれらのベーシックタイヤよりも摩耗性能を改善していますので、やや長持ちするようです。
3.【ベーシックなタイプ】ダンロップ EC203
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(こちらは16インチのタイプです)
ダンロップのベーシックなタイヤです。
製造年が1年経過したものなどであれば、新品でも4本セットで、3万円前後で売られています。
低燃費性能がプラスされ、さらに耐偏摩耗性能もアップしたため長く使うことが出来ます。
さらに対応車種もセダン・ミニバン・コンパクトカー・軽自動車と豊富なのがオススメポイントです。
4.【高品質で値段も高い!】ダンロップ NextⅡ
3で紹介したタイヤの新しいバージョンです。
2017年に発売され、耐摩耗性能を51%も向上したタイヤで日経地球環境技術賞最優秀賞を獲ったタイヤです。
耐摩耗性能・低燃費性能・グリップ性能の3つを高いレベルへと改良した、ダンロップ史上最高と呼ばれている低燃費タイヤです。
エナセーブNextⅡは対応車種には限りがあるとなっていますので、自分の車に合うかどうか事前に確認をしましょう。
タイヤは走行によりすり減っていきますので、タイヤの減りが早いと感じる方は耐摩耗性を重視して選んでみてはいかがでしょうか?
価格は多少高くても、結果的に長く使えるとコスパは良いですよね。
タイヤ選びは欲しい性能とサイズの把握から!
いかがでしたか?タイヤにも様々な性能があるとおわかりいただけましたでしょうか?
燃費が気になる方や、少しでも節約したい方は、低燃費タイヤがおすすめです。
また、長距離を走行すると、タイヤの摩耗が激しくタイヤ交換の頻度も上がります。
交換が面倒という方は少し高価でも摩耗性の低いタイヤを選びましょう。
何度も高値なタイヤを買い替えるのが難しいという方は、価格の安いもので選んでも良いでしょう。
ぜひ、じっくり自分の運転スタイルに合わせたタイヤを探してみてくださいね。
タイヤを選ぶ際に性能とともに大事なのが、サイズです。
買い替えに行く前には、まず自分のクルマが今履いているサイズをチェックしておきましょう。
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