もうトンネルの運転は怖くない!苦手に感じる理由と不安を解消する運転方法を解説!
トンネル内の走行が怖い・不安だと感じる方もいるのではないでしょうか。トンネル内は閉鎖的で圧迫感を感じるため、怖く、運転しにくく感じてしまいます。ですがこれは、走行方法や視線の向け方によって恐怖を緩和することが可能です。どのようなことを意識して走行すればいいのかなどをご紹介します。 私が実際に行っているトンネル内の走行方法もご紹介していますので、参考にしてみてください。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2018-5-8 / 投稿日:2018-3-15
トンネル内の運転が怖いと感じる理由は?
外の道路を走る時は平気なのに、トンネル内の運転はなぜか苦手…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
https://twitter.com/barhajime/status/958849644091424768?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fclutch-s.jp%2Fwp-admin%2Fpost.php%3Fpost%3D10522%26action%3Dedit
漠然とした苦手意識には、どういった理由があるのでしょうか?
1.緊張と不安
トンネル内を走行すると、心臓がバクバクして息苦しく感じてしまう原因の一つは、「緊張と不安」があります。
運転に慣れていなかったり、トンネル走行が苦手という意識から緊張してしまうことや、トンネル内の閉塞感や「一度トンネルに入ってしまうと抜け出せなくなる」といった不安が考えられます。
トンネル内は外の道とは違い、周囲を壁で覆われていたり、薄暗かったりするため、対向車が非常に近く感じます。
このようなことから、トンネル内の走行が怖く感じてしまう原因です。
また高速道路では大型トラックが横を通ったり、一般道よりも速度が速い状況であることも原因の一つですね。
2.視覚からの影響
○ 蒸発現象による恐怖
トンネルの出口付近で起こる「蒸発現象」により怖く感じることがあります。
蒸発現象とは、トンネル内の暗さとヘッドライトの光の関係で前の車が消えたように見えるものです。
また、トンネル内の暗いところから明るい部分へ出る際に車の色が外の光と溶け込み一瞬見えなくもなります。
トンネルの出口付近は、太陽の光によって白くなっていることが多く、この部分にボディカラーが白い車やシルバーの車は、同化してしまい車が見えにくくなることで恐怖を感じるのです。
○ 圧迫感を感じる恐怖
トンネル内は左右を壁で覆われているので、非常に圧迫感を感じます。
そのため無意識のうちにセンターラインによって走行してしまうのが怖く感じる原因といえます。
ドライバーは左右の壁によって「接触してしまうかも.....」という心理が働き、センターラインによって走行してしまいます。
このことから、幅寄せをされていると感じたり、対向車がぶつかってくるのではないかといった恐怖を感じます。
○ スピード感を失いやすい
トンネル内は周囲の景色が同じであるため、スピード感を失いやすく、速度のコントロールが難しくなります。
また、先行車を追従しながら走っていると、車が止まっているように感じる「追従静止視界」というものも起きがちです。
このようにいつもの運転感覚と違うことが起きやすいことから、トンネル内の走行は恐怖を感じる人が多いのです。
トンネルが怖いと感じたときどんな運転をすればいい?
1.視線を一点に集中しない
視線を一点に集中させてしまうと、スピード感を失いやすくなり恐怖を感じやすくなります。
先行車ばかり見るのではなく、ミラーで周囲の状況を確認したり、センターラインを見て寄り過ぎていないかなど、目線を動かして走行しましょう。
2.窓を開けて運転する
閉塞感を感じるドライバーは、少し窓を開けて走行するといいでしょう。
トンネル内は非常に息苦しさを感じやすいですから、車の窓を少し開けて走行することで閉塞感を軽減することができます。
窓を開けると風や周囲の車の音が車内に入ってきてうるさく感じますが、風を感じるだけで不安や恐怖を感じにくくなるのでオススメですよ。
3.車間距離を十分にとる
車間距離を十分に取っていれば、危険の回避などにも対応できます。
運転に安心感を与えて、心に余裕を持たせることが大切です。
安心できる材料を何か一つでも持つことで、恐怖や不安をなくすことができますよ。
私がやっているトンネルが怖くなくなる走行方法2つ
1.スピードメーターをこまめにチェックする
トンネル内ではスピード感を失いやすく、気付いたら非常に速いスピードで走行していることがあります。
また、周りの景色もずっと同じことも影響しています。
スピードメーターをこまめにチェックすることで、安全な速度で走行することができます。
視線を一点に集中させないことに合わせて、スピードもチェックしましょう。
2.歌う
恐怖や不安な気持ちをなくすために、大声で歌うことで気を紛らわしています。
『トンネルが怖い』と思う気持ちを出さないようにするために、私は歌を歌います。
歌でなくても、日頃のストレスを発散するために不満を叫んでみたり、「出口まだかーっ」なんて言って気を紛らわすのも結構いいですよ。
運転操作に支障が出るほどの気の紛らわし方は危険ですが、トンネルだけに集中しすぎないという意味でオススメです。
トンネル内は落ち着けば怖くない!安全運転で走行しましょう
トンネル内は、閉鎖的で恐怖を感じるドライバーが多くいます。
安心して走行できるように自分なりの対処方法を見つけてみてください。
あまりに怖くて走行できない時は、遠回りしてトンネルを回避する道を選ぶのも一つの手段です。
トンネル内での事故は非常に危険ですから、安全に走行できる道を選択することも必要ですね。
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