運転中の目の錯覚で起きる6つの危険!道が曲がって見える?スピードの出しすぎに気づかない?
車を運転している時は、いろいろな錯覚現象が起こっています。無意識に車のスピードが上がっていたり、左側に寄った走行をしてしまっていたりと、自分では気づかない錯覚が多くあります。走行中にどのような錯覚が起こるのか、しっかりと理解しておくと追突や衝突といった事故を防ぐことができます。 では、どのような錯覚があるのか詳しく見ていきましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2025-10-6 / 投稿日:2018-1-9
運転中に起こる錯覚とは

運転中に私たちが見ている景色は、走行環境や場所によって様々な見え方をします。
状況によって見え方が異なるので、どの場面でもいつも同じように見えているとは限りません。
速度感覚や距離感など、ドライバーが思っている以上に早かったり、近かったりします。
運転中に起こってしまう目の錯覚によって大きな事故につながる可能性がありますから、どのような錯覚があるのか見ていきましょう。
運転中、特に注意しなければならない目の錯覚6つ

1.カーブにおける錯覚
カーブで起こる錯覚で、カーブの内側へ車が寄ってしまうという現象です。
例えば、左カーブでは左側へ寄ってしまったり、右カーブでは右側へ寄ってしまったりと、人間の性質である「曲方指向」が大きく影響して起こります。
これは広く見える方へと寄っていくという性質があるためです。
左カーブでは左車線、右カーブでは右車線が広く見えます。
このことから、カーブでは内側へと寄って走行してしまいますから、ガードレールや対向車との接触事故を起こす可能性があります。
このような性質があることを理解して、ゆっくりとカーブを曲がって行きましょう。
2.坂道における錯覚
上り坂なのに速度が出たり、下り坂なのに速度が遅くなったりする錯覚があります。
上り坂を走行中に坂の角度が緩やかになった場所でこの錯覚は起こります。
例えば上り坂の走行中、途中から勾配が緩やかになった時、急に速度が上がっても気づきにくいのはこの錯覚のせいです。
同じ加減でアクセルを踏んでいるので、坂の勾配が緩やかになれば、当然車の速度は上がりますよね。
しかし、ドライバーはこの変化に気づくことなく走行してしまい、先行車に追突してしまう危険性が出てきてしまうのです。
これは、人間は目からの情報を優先してしまうことが原因です。
下り坂でも同じような現象が起こるので、スピードメーターや道路標識をしっかり確認して走行しましょう。
3.高速道路を降りた際の速度の錯覚
高速道路を降りた後、速度が出すぎてしまう現象です。
高速道路では、80km/hから100km/hの速度で走行していますし、周囲の車も同じような速度なので長時間走行しているとゆっくりに感じることもあります。
高速道路では見えている景色も単調なので、スピードの速さに気づきにくいものです。
目が速いスピードに慣れてしまった状態で一般道に降りてしまうと、速度を出し過ぎてしまう傾向にあります。
スピードメーターでしっかりと確認して走行してくださいね。
4.トンネル内での錯覚
トンネル内での走行は、周囲の壁が迫ってくるような錯覚になります。
左車線では左側の壁、右車線では右側の壁が迫ってくるように感じ、中央線寄りに走行してしまいがちです。
また、壁だけでなく隣の車両が急に幅寄せをしてきたようにも感じやすいです。
この錯覚は、トンネルが壁に囲まれ、薄暗いことが原因です。
さらに、壁が迫ってくる錯覚からスピードが早く感じてしまい、速度が下がってしまうことがあるので渋滞の原因にもなってしまいます。
このように、渋滞や追突の危険もあるので、車線の位置をよく確認して走行するようにしましょう。
5.道が傾いて見える錯覚
カーブが多い山道などで起こる錯覚です。
早い速度でカーブに進入すると、遠心力から体が傾きます。
この動作を何度も繰り返し、大きく体が傾いた状態だと水平感覚が狂ってしまい、前方の道までもが傾いて見えます。
道以外でも橋やガードレールなども傾いて見えることがあります。
何度も体を揺らして傾けていると平衡感覚がなくなってきますから、安全な速度で走行しカーブでは速度を落として走行しましょう。
6.危険なものを見てしまう錯覚
人間が持つ「視覚吸引作用」というものが原因で起こる現象です。
人は、危険なものを集中してみてしまう性質があります。
例えば、上から落ちてくるものを集中してみてしまったり、ぶつかる直前までその障害物を見ていたりと、危険なものや興味のあるものに注意がいき、その他の行動が遅れてしまう現象です。
上から物が落ちてきていれば当然避けますが、この視覚吸引作用が働くと危険物をそのまま見続けてしまい、避ける行動が遅れてしまいます。
これが、車に乗っている時も起こるのです。
前方を走っているトラックの車線変更ウィンカーに気を取られてブレーキを踏むのが遅れたり、ガードレールや木に衝突する直前まで見てしまったりと、非常に危険な錯覚です。
このほかにも車のナンバープレートやステッカーなどの気を取られてしまいがちです。
一点だけを集中してみないように、周囲の状況を確認しながら走行しましょう。
参考:錯覚で起こる運転中の危険な一瞬とは?|JAF
走行中の錯覚を理解して、安全運転を心がける

人間は様々な錯覚を引き起こしやすいため、しっかりと意識して車を運転する必要があります。
自分では問題なく走行しているつもりでも、中央線によっていたり、カーブの内側よりを走行していたりと、無意識のうちにこのような走りをしてしまいがちです。
自分がどの位置で運転しているのか、どのような速度で走行しているのかなどを十分に確認して走行するようにしてくださいね。
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