冬のエンジンオイル対策!エンジンオイルって凍結するの?オイルの選び方は?
冬場のエンジンオイル点検をしていますか? エンジンオイルは、いくつかの種類に分けられて販売されています。 走行環境に応じて、適切な規格のエンジンオイルを入れる必要があります。エンジンは非常に重要なパーツであるため、エンジンオイルも大切な役割を持っています。 冬に思わぬトラブルになってしまわないように、エンジンオイルの種類について知っておきましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2018-1-16
エンジンオイルの役割
エンジン内部は、様々な金属パーツで出来ています。
この金属のパーツが動くことによってエンジンを動かしています。
その際に金属パーツ擦れ合わず、滑らかに動くようにするためにエンジンオイルが使用されており、金属同士の動きを円滑にすることに加えて、エンジン内部の温度を下げる目的があります。
エンジンを金属パーツの摩擦熱から守っているんですね。
エンジン始動中は、高速で激しく動く金属パーツの摩擦熱をエンジンオイルが吸収しているというイメージです。
また、エンジンオイルはエンジン内部の摩擦の影響で出た不純物や金属粉を吸収してくれます。
このように、エンジンオイルは、非常に重要な役割を持っており、車を走らせるのに欠かせないアイテムです。
エンジンオイルは凍結しないの?
エンジンオイルが凍結することはほとんどないと言っていいでしょう。
ただし、粘度が強まり、固くなります。
エンジンオイルの粘度が上がるところで運転をしつづけると、エンジンやバッテリーにも不具合を起こしかねません。
走行する地域に適したものを入れていれば問題ありませんので、住んでいる地域やよく走る場所などの気温を考えてオイルを購入しましょう。
冬に備えたエンジンオイルの選び方
エンジンオイルは、非常に重要な役割を持っていますから、車や走行環境に適したオイルを入れなければなりません。
オイルは「油」ですから、外気温によって性能が少し変化します。
特に低温では、オイルが固くなってしまいうまく機能しないことがありますから外気温も考慮したエンジンオイルを選ぶようにしましょう。
□ どんなオイルを選べばいいの?
エンジンオイルは、使用する場所の温度によっていくつかの種類に分かれています。
例えば、都心部で車を使用する際は「●W-▲」が良いとされています。
オイルの粘度は「15W-40」のように表示され、この数字を基準にエンジンオイルを選びます。
「●W」という、Wの前の数字が低温時の性能を示すもので、数字が小さいければ小さいほど、寒さに強いエンジンオイルといえます。
エンジン始動時の外気温を目安にするといいでしょう。
冬の外気温がマイナスとなる地域の方は、「10W」や「5W」と表示されているものがオススメです。
10Wは-20℃、5Wは-30℃でも粘性を保つことができますから、寒い場所へ行く際には、10Wより小さな数字のものを選ぶと安心です。
次に右側の「▲」という表示ですが、これはエンジン内の高温に耐えられる数値を表しています。
高速走行するとエンジン内部は非常に熱くなります。
エンジンオイルが高温に耐えられるようにしておかなければなりませんから、車種によって適切なものを選ばなければいけません。
高温になりやすいスポーツカーには、「50」と表示されたものを入れることもありますね。
エンジンオイルは車にとっての血液!
エンジンオイルは非常に重要な役割を持っていますから、こまめに点検しましょう。
ディーラーや整備工場にオイル交換を任せていれば、エンジンオイルの選択も問題ありません。
ただ、都市部に住んでいる方がスキーやスノーボードで寒冷地に出かけるような時は、その場所に対応出来るエンジンオイルを入れてもらいましょう。
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