車に灯油をこぼしたらどうする?実践済で効果抜群の臭いを取り除く対処方法を紹介!
灯油を車内にこぼしてしまった時、どのような方法で臭いを除去するればいいのでしょうか。 非常に臭いのきつい灯油ですから、放置してしまうと車を使用することができなくなってしまいます。 できるだけは早く対処することで、臭いを取り除くことができます。 どのような手順で臭いを除去できるか、私が実際に行った方法も合わせて見ていきましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
- 508
- 139,820
- 最終更新日:2020-3-1 / 投稿日:2017-12-28
車に灯油をこぼした時の対処法
冬の時期、ガソリンスタンドで灯油を買って、車に積んで帰るというのはよくありますよね。
その際、もしラゲージルームや後部座席に誤って灯油をこぼしてしまったら、どのような方法で臭いを除去すればいいのでしょうか?
非常に臭いがきつく、なかなか臭いが取れないのが灯油の特徴です。
私も以前、ラゲージルームに灯油をこぼした経験があります。
その時にどのような手順で行ったのかご紹介します。
1.すぐに拭き取る
灯油缶が倒れたりしてこぼれてしまったら、すぐに拭き取りましょう。
車のラゲージルームや後部座席には、水分がしみこみやすい素材が使われています。
非常に吸収されやすく、灯油の臭いが残りやすいですから、まずすぐに拭き取ってください。
走行中であれば、車を停車できるところまで移動してから、雑巾やタオルなどで拭き取ります。
新聞紙やキッチンペーパーなどは吸水力があり効果的ですので、もし車に積んでいたら使いましょう。
とにかくすぐに拭き取ることで、この後の臭い残りが少なくなりますから、一番重要な手順です。
2.マットをはずして水洗い・乾燥
拭き取ったあとは、フロアマットが取り外せるのであれば取り外しましょう。
取り外したら食器用洗剤を使って丸洗いしてください。
身近にある食器用洗剤が一番手軽でいいですよ。
たわしやブラシを使って、繊維の中に入り込んだ灯油をしっかり洗い流します。
丸洗いできたら、十分に乾燥させてください。
乾燥が十分でないとカビの原因になりますから、しっかり乾かしましょう。
○ マットが外せない場合
フロアマットのように取り外しができない場合は、重曹や小麦粉をまいて、灯油を吸着させます。
2~3日放置して、その後掃除機で吸い取ってください。
マットが外せないと車内に臭いが残りやすいですから、車の換気も同時に行いましょう。
3.残った灯油を吸い取る
乾燥させたら、アルコール系の除菌スプレーなどを使って、さらに臭いを取り除きます。
灯油はアルコールに溶けやすく、非常に効果的です。
少しでも臭いがマットに残っていると、車に充満して気分が悪くなる可能性がありますので、しっかりと臭いを除去してから、車に戻しましょう。
4.車内を乾燥させる
車内に残っている灯油の臭いを除去するために、車内も乾燥させてください。
例えば、ラゲージルームで灯油をこぼしても、臭いがシートや天井に吸着されてしまい臭いが付きます。
そのため、窓を全開にして車内に残っている灯油の臭いも除去する必要があるのです。
私が行った、車に残った灯油の臭い処理方法!
私が実際に行った臭いの処理方法をご紹介します。
【効果あり!】重曹で臭い除去
重曹をまいて臭いを除去する方法が、私の場合は一番効果がありました。
灯油をこぼした部分に重曹をまいて、放置するだけです。
重曹に灯油が移ったら、あとは掃除機で吸い取ります。
臭いがしっかり取れ、マットについたカビ臭なども一緒に除去できるので最適です。
【効果あり!】アルコール消臭剤
灯油はアルコールに溶けやすいので、かなり効果がありました。
マニュキュアを落とす除光液でも効果がありますが、除光液の臭いが少しきついので注意してください。
灯油ではなく、除光液の臭いが充満してしまう可能性がありますので、少しずつつけて灯油を除去しましょう。
塗っては拭き取り、塗っては拭き取りを繰り返すといいです。
【使用タイミング注意】ファブリーズで臭い除去
臭いを除去できる代表的なスプレーである『ファブリーズ』。
私が実際に試した時は、あまり効果が得られませんでした。
灯油がこぼれた部分に直接かけても、灯油の臭いの方が勝ちます。
先程ご紹介した方法を行い、最後に仕上げとしてファブリーズするのであれば効果はあると思いますが、直接スプレーして臭いを消すことはできませんでした。
車で灯油を運ぶ際、こぼさないようにするには
○ 固定スタンドを使用する
ポリタンクを運搬する際に使うトレーがあります。
【灯油関連グッズ】ポリタンクトレーPR-420【アイリスオーヤマ】(カー用品)
|
走行中に倒れてしまわないように、このようなトレーを使用することをおすすめします。
こぼしてしまった後の手間を考えると、一つ持っておくと非常に便利で安心ですね。
○ シートで固定する
助手席のシートを少し後ろにずらして、後部座席のシートと助手席のシートで挟んでおく方法です。
シートに灯油が付着してしまわないように、ビニール袋に入れたり、ブルーシートを敷いたりしておくといいですね。
比較的簡単で、手軽にできるのでオススメです。
車内に灯油をこぼしたらできるだけ早く対処しよう
灯油を誤ってこぼしてしまったら、すぐに対処することが大切です。
時間が経てば経つほど、臭いは取れなくなっていきます。
灯油は臭いがきついので、放置しておくと車酔いの原因になったり、そもそも車に乗れない…なんてことにもなりかねません。
今回ご紹介した手順で、しっかりと灯油の臭いを取り除きましょう!
■こちらの記事もオススメです!
【タバコを吸わない筆者が実験!】車でアイコス(IQOS)を使用した際の臭いや汚れはどれくらい?査定に出したら喫煙車扱いになる?
このあとによく読まれている記事
クラッチのカテゴリー一覧
当社は、この記事の情報(個人の感想等を含む)及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。