車のバンパーにある小さい「丸」や「四角」に気付いてた?実は大事な役目を持っています
車のフロントバンパーについている四角いカバーやリアバンパーに取り付けられている丸いものは一体どんな役割を持っているのでしょうか。実はバンパーの謎の丸と四角は「けん引フック」や「コーナーセンサー」になっています。普段はあまり気にたことがないパーツですが、この2つは非常に重要な役割を持っています。どのようなことに使用されるのか詳しく見ていきましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2018-9-21 / 投稿日:2018-9-20
車のバンパーにある「丸」や「四角」は何?
車のフロントバンパーやリアバンパーに給油口のような「丸」や「四角」のふたが付いているのを知っていますか?
バンパーの周辺に付いているものといえば、ヘッドライトやフォグライト、バックランプですがこれらの役目はもちろんわかりますよね。
実はこのバンバーの「丸」や「四角」車のデザインや飾りでは無いのです。
この「丸」や「四角」の正体はいったい何なのでしょうか。
バンパーの「丸」や「四角」はけん引フックをつける場所
フロントバンパーにある丸や四角は、けん引フックを付ける場所で、カバーを外して使用します。
車が脱輪してしまったり、雪道で立ち往生してしまった場合など自力で車を動かせない車を引っ張ってもらうことを「けん引」といいますが、バンパーの丸や四角はけん引をするときに使います。
こちらの画像は友人のエスティマの説明書です。
バンパーの丸い部分について、けん引フックの付け方の説明が書かれています。
けん引するときには、車のどこかにロープやワイヤーを引っ掛けて、車を引っ張ってもいいのですが引っ掛けた部分が変形や破損をしてしまう可能性があります。
また、適切な場所で引っ張らなければ、さらに車が傾いてしまったり、うまく引き上げることができなかったりしますから、頑丈で車を引き上げやすいバンパーに、引っ掛けるところが装備されているということです。
けん引フックでドレスアップもできる
実は、この部分にカラフルなけん引フックを取り付けて、車のドレスアップをすることもできます。
https://twitter.com/316Thetwilight/status/911792348341739520
ドレスアップ目的と、実用性を兼ねたカスタムパーツとして車にこだわりのある方は知っているドレスアップ方法の一つです。
ドレスアップにもなるカラフルなけん引フックは楽天などで購入できます。
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コーナーセンサーの役割の場合も
けん引フックの形状とは違いますが、バンパーについている丸や四角の部分が「コーナーセンサー」となっている車もあります。
小倉北区内を行くエクストレイル覆面。
リアバンパーには白色コーナーセンサー装備。
そしてアンテナも素晴らしい。 pic.twitter.com/7inVCLLrev— kitakyu_pc (@kitakyu_pc) March 18, 2016
コーナーセンサーは壁や周囲の車を認識し、障害物との距離を検知して音や表示ランプで知らせるシステムです。
特にバック駐車するときは、壁との距離を音の大きさで知らせてくれるので非常に便利です。
すごく小さな部分ですが、とても重要なパーツといえますよね。
けん引フックの場所は緊急時に知っておくと便利
普段はあまり使用することがないけん引フックですが、万が一の時に備えて自車のどの場所にあるのか確認しておきましょう。
けん引フックの場所を知らずにいると、無理に変な場所にフックをひっかけて車が破損してしまうこともあるので、注意が必要です。
また、取り外しにはドライバーが必要な車もありますので、開ける際に傷がつかないよう説明書をよく読んで作業をしてくださいね。
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