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狭い道で対向車とうまくすれ違うための5つのコツ!すれ違いをするときのルールも確認しよう

狭い道で対向車とうまくすれ違うための5つのコツ!すれ違いをするときのルールも確認しよう

狭い道で対向車とすれ違うことが苦手な方は多いのではないでしょうか?「ぶつかりそうで怖い」や「どこまで左に寄せればいいのかわからない」など、特に免許を取ったばかりの初心者さんはそのように思う人も多いでしょう。そこで今回は、狭い道ですれ違う時に役立つ運転のコツや注意点などをご紹介します。慌てることなくゆっくりとハンドル操作を行うことで、スムーズにすれ違うことができます。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…

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  • 投稿日:2018-5-21

狭い道を運転するのは怖い?

免許を取ったばかりの方、細い道は通らずなるべく大通りを通りたくなりませんか?

大通りは交通量は多いですが、道路の幅も広く複数車線あれば左車線を走ればそこまである程度自分のペースで走ることが出来ます。

ですが狭い道や細い道だと、後部車両が自分のことを追い抜けずにぴったりくっつかれたり、対向車とのすれ違いがうまく出来ず迷惑をかけたり…ということもあると思います。

そういったことで狭い道での運転が苦手だと思っている初心者さんへ、運転のコツをご紹介します!

狭い道で対向車とすれ違うときの5つのコツ

1.スピードを落とす

基本的なことですが、すれ違う車を見つけたら、まずスピードを落としましょう。

徐行の速度まで、車のスピードを落としいつでも止まれる状態にしておくことが重要です。

運転に慣れていない方は、ハンドル操作もまだ完璧にはできないでしょう。

そのため、スピードはすぐ止まれるくらいまで落としておいたほうが安心です。

車の速度が速いと、万が一ぶつかった際に生じる傷や損傷も大きくなってしまいます。

サイドミラーが取れてしまったり、バンパーが外れたりすれば修理代もかかりますよね。

10km/h以内ですとすぐ止まれますから、その程度まで落として安全にすれ違いをしましょう。

2.車幅の感覚をつかむ

自分の車の車幅はどれくらいあるのか知っておきましょう。

車幅の実数値というわけではなく、運転席から見てどの程度の幅があるのか把握しておく必要があります。

運転席から見て、車の左側がどこまであるのか確認することが重要です。

確認方法としては、道路に引かれている左側の白線が、運転席から見てボンネット中央部分に来ていると、左側のタイヤがその白線上にあることになります。

上記の動画で、実際に左側の車輪を白線に乗せた状態で運転席からの景色を確認することができます。

このことを利用して、自分の車がどの程度左側に寄っているのかわかるようになりますね。

実際には、車のボディ部分も考えると、ボンネットの中心より少し左側に白線がある方が丁度いいと言えます。

車の大きさや運転席の高さによって、多少見え方に違いはありますが、このことを目安に車を左側へ寄せるといいでしょう。

車通りの少ない広い場所や駐車場などで運転席から景色を確認し、車幅の感覚をつかんでおきましょう。

3.早めにすれ違えるのかの判断する

うまくすれ違えない原因の多くは、判断が遅いことにあります。

すれ違えるのかどうかの判断が遅く、迷っている間に対向車とすれ違うポイントまで来てしまいます。

対向車との距離が近いと左に寄せるという動作が行えなくなったり、スペースを見つけて止まることもできなくなります。

対向車を発見したら、「このまま走行してすれ違えるのか」または「スペースに入っておいた方がいいのか」それとも「この場所で止まっておいた方がいいのか」などの判断を早めに行いましょう。

判断までの時間を稼ぐためにも、スピードを抑えるということも重要になってきます。

4.止まって対向車が通り過ぎるのを待つ

「ぶつかりそう」「すれ違える自信がない」といった場合は、無理に対向車との距離を詰めて動きながらすれ違う必要はありません。

ある程度左に寄せたら、その場で止まっておくことも手段の一つです。

お互いの車が動いていれば、ぶつかってしまう危険性も高まります。

安全に通過できるほどのスペースを確保できたら、その場で止まって対向車をやり過ごしましょう。

すれ違い時に感じる恐怖なども、自分が止まっていれば少しは無くなりますから、無理に動いてすれ違う必要はないですよ。

少しでも危険を感じたら車を止めて、対向車が過ぎるのを待つのが最適です。

すれ違いで注意するべき2つのポイント

1.車の向きに注意

対向車とすれ違う際に車を左側に寄せますが、この時ハンドルを左に切るだけでは、うまく左に寄せることができません。

少し前に進み、車全体を左に寄せる必要があります。

ハンドルを切っただけでは、リア(後ろ)側のタイヤを左側に寄せきれず、車のおしりが出てしまっている状態です。

これでは、対向車とすれ違うことができませんから、車全体をしっかりと左に寄せましょう。

先程ご紹介したように、対向車を発見したら早めに速度を落とし、車を左に寄せるまでの時間と距離を作ってください。

2.左側の障害物に注意する

車を左側に寄せる際に、障害物にも注意しましょう。

電柱や植木、ガードレールなどに当たってしまう可能性があります。

車を寄せる前に、あらかじめ左側の障害物を確認し、ゆっくりと寄せていくことが重要です。

狭い道は住宅街であることも多く、道路のすぐそばに玄関や門扉がある場合も考えられますから、注意してください。

狭い道で車とすれ違う時に知っておきたいルール

 

□ 山道でのすれ違う場合

山道ですれ違う場合、登りが優先になります。

すれ違いの際に登り側の車が停車して道を譲ったとしましょう。

この場合、すれ違った後再び発進する際に車体が下がってしまう可能性があり、後続車に危険が及ぶことがあります。

このような危険を避けるために、登りを優先にしています。

また、山道では一定の間隔で、避難スペースが設けてあります。

このスペースをうまく利用して、すれ違いを行いましょう。

□ 障害物を避けてすれ違う場合

路肩に停車している車を避けて、すれ違いを行う場合にもルールがあります。

停車している車やバイク、住宅街だったら植木鉢など、様々な場面が想定できます。

自分が走行している車線に障害物や車があり、このような場所ですれ違う際は、障害物がある車線の車は停止して、対向車が通り過ぎるのを待ちます。

障害物を避けることなく直進できる方を優先してください。

 

JAFの公式ページで、狭い道でのすれ違い方を動画にして説明してくれています。

障害物があるときや、実際にすれ違う時のコツなどが丁寧にまとめられているので、とてもわかりやすいですよ。

すれ違いが苦手な方は、見てみるといいでしょう。

狭い道のすれ違い|JAF公式ページ

安全にすれ違いをしたらお礼の挨拶も忘れずに

狭い道で対向車とすれ違う際は、十分に速度を落とし、適切な判断をすることが必要になります。

運転に慣れていないと、なかなかうまくすれ違えず運転自体に苦手意識を持ってしまうかもしれません。

ですが車両感覚やすれ違う際のコツをつかめば、不安もなくスムーズにすれ違いができるようになるでしょう。

スピードを抑えて、ゆっくり慎重に行えば失敗もしないはずですから、怖がらずにチャレンジしてみてください。

また、対向車が道を譲ってくれた時や止まってくれた時は、お礼の挨拶を忘れないようにしましょう。

頭を下げるだけでも、相手が受ける印象は結構変わりますよ。

お互い譲り合いながら、安全に走行できるのが一番ですからね。

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この記事を書いたユーザー
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入) 車に対する思い:免許を取るまでは全く車に興味がなかったですが免許を取り、車を運転する楽しさを知ってからは、暇さえあればドライブと洗車をする日々を送っています! 自己紹介:ドライブや洗車が好きなの…

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