時短&塗装も傷まない!高圧洗浄機を使った洗車の具体的な方法をご紹介♪
高圧洗浄機の実際の使い方についてご説明します。水圧を利用して洗車をする際には、汚れがみるみるうちに取れていってとてもスッキリするでしょう。 高圧洗浄機を使う上での注意はもちろん、車に以外の掃除への利用法についてもそのヒントをご紹介します。様々なものの掃除に応用できる高圧洗浄機、こちらを参考に車だけでなく、家を丸ごとキレイにしてみてください。
免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …
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- 最終更新日:2020-3-9 / 投稿日:2017-10-20
目次
高圧洗浄機の良いところ
洗車によく使われる高圧洗浄機ですが、まずはどんなところが優れているのでしょうか?
- 手の届きにくいところが高圧水流で洗える
- ボディに付いた砂やほこり、シャンプーなども簡単に早く流せて楽チン
- 水流だけで、ある程度の汚れが落ちてキレイになる!
まずは、上記のような点でしょう。
こまめに洗車はしたいけど、そう何度もガソリンスタンドのセルフ洗車機やコイン洗車場には行けない…
家でやりたいけど手洗いだけじゃなかなか洗いきれない…
と思っている方には、高圧洗浄機がオススメです。
では実際の行程を追って説明していきましょう。
1) まずは高圧洗浄機で流す!
シャンプーの付いたスポンジなどで擦る前に、まずは砂やほこりを高圧洗浄機で洗い流します。
これをしないと、後の工程で擦り洗いをする際にボディに傷がついてしまいます。
コツはボディの上から下へ、天井部分から始まってだんだん下の方へ洗い流していきましょう。
タオルなどでは届きにくい隙間の部分などにも高圧の水を当てて、流していきます。
注意点としては、窓の下端などゴムになっている部分には、無理に高圧の水流を当てずに優しく流していきましょう。
高圧洗浄機の取り扱い上の注意!
最初は加減しながら水流を当て、ボディ表面の様子をみながら進めましょう。
よほど強い勢いで長時間同じところに当て続けなければ、高圧洗浄機のせいで塗装に何か影響が出る、ということはあまりありません。
ですが、劣化している部品やキズがついている部分があったら、そこには高圧で水を当てないほうが良いです。
水圧が強いので、その力で壊れてしまう可能性もあります。
場所によって、水圧を変えて洗いましょう。
また、高圧洗浄機のアタッチメントの先端に、ブラシがついたノズルがあります。
こちらを使う場合はなるべくボディへの使用は避け、ホイールや下回りなど塗装がデリケートではないところの洗浄に利用しましょう。
ブラシの劣化やブラシ間に入った砂やほこりでボディを傷つける恐れがあります。
もちろん、スポンジでの擦り洗いでも同様のことが言えますので、擦り洗いは優しく行いましょう。
そして周囲が結構水浸しになりますので、まわりの水はねに注意が必要です。
高圧洗浄機を使う際は、長靴を履いたり、濡れてもいい服装で行ってくださいね。
2) こんなところも洗浄しましょう
・タイヤハウス
タイヤが取り付けられている、半円の部分をタイヤハウスと言います。
タイヤハウス内も高圧洗浄機の水をあてて流しましょう。
ここは、高圧洗浄機で流すだけでも十分汚れがとれます。
・ホイール
ホイール部分は凸凹として入り組んでいますから、ブラシなどでは細部までなかなかうまく洗えないところです。
ですが高圧洗浄機であれば、水圧でしっかり洗い流すことが出来ます。
ただ、あまり奥の方まで高圧で流してしまうと、ブレーキホースと呼ばれる油圧で作動するパイプ状の部品の方まで高圧の水が届いてしまいます。
そういった部品は、強く圧力をかけると潰れたり破損したりする可能性があります。
強い水流で流すのは外側の部分、中の方は少し水流を弱めに調節して流すと良いでしょう。
3) いつも通りシャンプー洗車
ボディが汚い場合には、ここでシャンプーや水垢とりを通常通り行います。
※普段、ワックスやコーティングをしている場合、まだボディコーティングが残っている場合には、このシャンプーの行程は省略してもOKです。
上記の流す工程で、ある程度の大きな砂やほこりが流れてしまいますので、ボディはザラザラしていないはずです。
とはいえ水流だけでは水垢だったりタールのようなガンコな汚れはどうしても取れませんので、シャンプー洗車が必要です。
シャンプーを混ぜたため水や、クリーナーを混合した水を出す機能がある高圧洗浄機をお持ちの場合には、ここでシャンプーをボディ全体に掛け、軽く擦り洗いをします。
もちろん従来通り、シャンプー液を浸したスポンジでボディを洗ってもOKです。
4) 再び洗い流す・細部まで洗車
シャンプー液がなくなるまで丁寧に流します。
その際、車の上(屋根)から下へと流すようにしましょう。
泡や水、いわゆる汚れが上から下へと落ちていきますので、その流れに従って水をかけていきます。
下の細かい部分や隙間に泡が溜まってしまうこともあるので、上の方を流し終えたら下部分も丁寧に確認しながら、洗い残しのないようにしてください。
ここで、シャンプーなどが残ったままになっているとサビなどの原因になります。
5) 水分を拭き上げる
いくら車がきれいになっていても、濡れたままの水が自然乾燥するとやはりうろこ状の後が残ってしまいます。
吸水性のよい拭き上げクロスなどを利用して水分を拭き取りましょう。
この後、必要に応じてワックスがけなどを行います。
これで洗車は終了です。おつかれさまでした!
【番外編】高圧洗浄機はこんなところにも使える!
・網戸の洗浄
窓枠から外して、どこかに立て掛けるか、地面に置いて高圧で洗い流すだけでOK。
洗車に使ったシャンプーのあまりを使えば、さらにキレイになります。
・駐車場周りの地面
洗車のついでに生えたコケなども洗い流してしまいましょう。
ウッドデッキなども一皮むけたようにキレイになりますよ。
・風呂場などのタイルの目地
カビとりの薬剤を使用しなくても、ある程度すっきりと黒ずみが除去できます。
カビ取り剤のニオイが嫌な方やアレルギーの方などには特におすすめです。
高圧洗浄機を正しく使用して、車を綺麗にしよう!
高圧洗浄機は勢いよく水を噴射しますので、たくさん水を使用するように感じますが、こまめに止めることもできます。
また、勢いよく流すことで思ったよりも水量は少なく済ませることができるんですよ。
そして今まで洗うことができなかったところに水流が届きますので、さまざまな隙間がキレイになります。
特にホイール洗いには有効ですので、アルミホイールやタイヤなどの足回り洗浄だけに使うのも効果的です。
使用時の音が大きい製品もありますので、周囲の迷惑にならない時間帯での洗車をおすすめします。
普段なにかと忙しい方も、高圧洗浄機を上手に利用して洗車時間を短縮し、いつもきれいな車に乗りましょう。
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