『おもいやりライト運動』で事故防止!早めにヘッドライトを点灯して事故防止しよう
「おもいやりライト運動」をご存知ですか?1日の中で事故は夕暮れ時に最も発生することが多いです。原因は、急激に周りが暗くなるため視認性が下がることにあります。また、帰宅時間ということで交通量も多くなり重大な事故に繋がる危険性が高くなります。このような事故をなくすためにおもいやりライト運動が行われています。では、どのような運動なのか詳しく見ていきましょう。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2017-6-29
思いやりライトとは?
「おもいやりライト運動」って何? なぜつけないといけないの?
思いやりライト運動とは、『夕暮れ時に早めにライトを点灯させ、自車の存在を知らせるために行われる運動』で、おもいやりライト運動事務局が行っているものです。
夕暮れ時の16時〜18時の時間帯は、最も事故が多い時間帯と言われています。
この時間は薄暗くなる始める時間帯で、私たちドライバーにとっては最も見えにくい状況です。
また、帰宅ラッシュなどにより交通量が多くなりますから、事故に遭遇する確率も上がります。
ですから、この一番事故が多い時間帯にライトを付け始め、事故に会う確率を下げる運動が『おもいやりライト運動』です。
ライトをつけていないドライバーさんへ
おもいやりライトをつけていないドライバーさんも多いと思います。
- 自分が気をつけているから大丈夫
- ライトは真っ暗になってからつけるのが当たり前
- 夕暮れ時にライトは必要ない
- 早めにつけていると、ライトの消し忘れと思われる
- ライトをつけると燃費が悪くなる
と言った意見がありました。
確かに十分運転に注意して走行すれば、事故は起こらないのかもしれません。
ですが、『おもいやりライト』という名の通り、相手を思いやる気持ちが大切です。
おもいやりライトを付けたことがない人は、改めて事故防止のために付けてみてください。
自車の存在を知らせるために、車のライトは必要なもの
事故の多い時間帯
16時〜18時の時間帯は、事故が多いとご紹介しました。
この時間帯は、車と景色が同化しやすく、他車の発見が遅れてしまい重大な事故に繋がりやすいです。
また目視だけでなく、ミラーに映った車も認識することができにくく、他車を見落としてしまい交差点での事故も多く発生しています。
自分だけが注意しているだけでは、防ぐことができない事故もあります。
物損事故ではなく人身事故に繋がる確率が高くなりますから、夕暮れ時の走行には注意が必要です。
つけたくなるようなヘッドライトが急増中!?
自動車メーカーも交通事故を減らそうと、自動ブレーキシステムやオートドライブ機能を搭載した車を発売しています。
しかし、すべての車にこのような予防安全機能が装備されるまでには、まだまだ時間がかかります。
その際、LEDヘッドライトの導入により、スモールランプ(クリアランスランプとも呼ばれる、車の幅を知らせるランプ)の形状も様々ものにできるようになりました。
よりスタイリッシュでカッコイイものへと進化していますので、ライトを付けて走行したくなるようなデザインが増えています。
早めにヘッドライトをつけることが「かっこ悪い」という認識をしているドライバーさんが、おもいやりライトをつけるきっかけになるといいですね。
おもいやりライトをつけるベストなタイミング!
おもいやりライトを付ける時間帯は?
季節や住んでいる都道府県によって、夕暮れの時間が違いますが、『少し薄暗くなってきたなと感じた時』がベスト!
- 春から夏にかけては 17時〜18時
- 秋から冬にかけては 16時〜17時
上記の時間に、ライトを点灯させましょう。
夏は日照時間が長いため19時でも外はまだ明るいですし、エアコンを付けているので燃費が悪くなるため、電力を消耗するライトはギリギリまで付けないと言うドライバーも多くいます。
ですが最近の車はLEDライトを使用している車種が多く、あまり電力を消耗しない設計になっていますから、安全のためにも早めにライトを点灯しましょう。
自発光式メーターによるライトの付け忘れに注意!
昔は高級車しか装備されてなかった『自発光式メーター』が最近は軽にも装備されてます。この為、ライト点けなくでもメーター見えるんですよねぇ・・・ここ数年で無灯火のクルマ増えたの自発光式メーターのせいだと思ってます。 pic.twitter.com/5V2waoWyuZ
— あおい安斎 (@Aoi_DS4R125) July 9, 2016
多くの車種に使用されている「自発光式メーター」は、メーター内の文字や針が光り昼間でも見やすく、確認しやすいのが特徴です。
その反面、夜になってライトをONにしていなくてもメーター内は明るく、表示を確認できますから、ライトが点灯している状態と勘違いしてしまうことがあります。
運転している側はメーター内は明るく、外は街頭や他の車のライトでセンターラインが見えるため特に困ることはありません。
しかし、他車から見たライトを付けていない車は、かなり接近しないと目視で確認することができないため、大変危険で認識も遅れてしまいます。
追突や正面衝突の事故にあう確率が上がるので、早めにライトをつける習慣を心がけましょう!
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