
はじめて中古車を購入する時に失敗しないための【値引き交渉術】10選
削れる費用は削りたいけどどこが削れるの?値引きってこちらからいうのは失礼じゃないの?初めて中古車を購入するときは、どうしていいかわからないですよね。交渉の仕方がわからない方のために私がいままで実際に中古車を購入した時の交渉のコツをご紹介します。 私のやり方なので、これで全てうまくいくわけではありません。ですが、この方法を試すことで、少しは安くなると思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2017-10-4 / 投稿日:2017-2-16
目次
中古車の値引き交渉のコツを事前に知ることで、少しでもお得に愛車をゲット★
知っていると知らないとでは、中古車の購入金額に大きな差が出てしまう場合があります。
あとで、
「あ、それやってなかったよ・・・知らなかったよ・・・」
と後悔しないために、私が今まで車を何度か購入した経験から、すぐに誰でもできる値引き交渉術を10個厳選してご紹介させていただきます。
その1:具体的な車種・金額を示す
中古車販売業者との値引き交渉では、まず「希望の車種」「具体的な予算金額」を伝えましょう。
「とりあえず安い車ならどれでもいいから〜」なんて言ってしまうと、販売業者の都合のいいように交渉が進んでいくことがあります。
【ワンポイントアドバイス】面倒くさい客にならないように!
中古車が多くある販売店なら、店員さんが私達の希望の車種を探すのも大変な作業です。
なんでもいいと言っておきながら「安いけど色がイヤ」「安いけどナビ付いてないの?」などと言ってしまいがちです。(笑)
営業マンも人間ですから円滑に手続を進めたいものです。
これから本格的な値引き交渉に入るので、第一印象から相手に「面倒臭い客」と思われないよう注意しましょう!
ですから、ある程度欲しい車の車種や予算金額は明確にして、中古車販売店に向かうといいですよ。
その2:納車費用を削る
まず、自分でできる手続から値引き交渉していきましょう!
簡単なものは「納車費用」です。
だいたい、7,000~10,000円程度の費用を削ることができます。
これは車を自宅や希望の場所まで届けてくれる時にかかる費用です。
納車日に販売店へ直接取りに行けば、この費用は削れますよ。
下取する車があれば、その車で行き購入車と交換して乗って帰ってこれますからね。
下取車がない場合は、公共交通機関や友人や家族に乗せてもらえば問題ないです。
この「納車費用」が一番手軽に削れます!
その3:車庫証明を自分で行う
車庫証明を自分で取ることで、代行費用を削ります。
車庫証明書は約2,600円(地域により異なる)なので、かかる費用はこれだけ。
代行費用が10,000円程度になるので、この費用を削ることができます。
書類に必要事項を記入して、警察署に届けを出すだけです。
警察署に行き「車庫証明書類を一式ください」と言えばもらえます。
書き方なども示されているので簡単です。
ただ、警察署に届け出を提出するので、平日に行ける方でないと難しいかもしれません。
その4:陸運局への登録手続き費用を削る
中古車を購入すると陸運局へ届けを出して登録する手続きがあります。
ナンバーや車を登録するのに必要なことを行う手続です。
陸運局へ行ったり、手続が面倒なので販売店が代行してくれます。
ここを自分で行けば代行費用が浮く!と思います、が・・・
しかし、この部分を削ってくれる販売店はあまりないかもしれません。(ネットで情報を探してみましたが、登録関係の手続きは、やらせてくれない販売店がほとんどのようでした)
もし、自分で手続きが出来そうであれば、一度販売店と交渉してもいいかもしれませんね。(一部、自分でやったという書き込みもみつけたので、できることもあるのだと思います。)
逆に車庫証明書の申請は、快く快諾してくれる販売店が多いみたいですよ!
あとは、希望ナンバーにすると、少し料金が高くなるので、あえて希望ナンバーにしないで、その費用を節約することは可能です。
その5:下取手続関連費用を削る
自分の車を下取りに出そうとお考えのかたは、ちょっと立ち止まって考えてみましょう!
下取りより買取に出したほうが、結果的にもうかることもあります。
下取りが高くなるケースの1つとして、車の所有権を移転する為にかかる費用が発生する場合です。
下取してもらった車を販売店名義にする手続ですね。
※もともと本人名義の場合はかからないようです。ローンで購入して名義が信販会社になっている場合、所有権解除という手続きが必要となり、その手続の手数料が高く請求されることがあるようです。
他にも、廃車にするばあいは「廃車手続き費用」がかかったり、「査定料」という査定するだけで料金が請求されてしまうケースもあるようです(今は少なくなってきて入るみたいです)。
これらの費用を削る一番簡単な方法は「車を下取に出さない」です!
下取りではなく、「買い取ってもらう」こと、に切り替えてみてください。
そうすると意外と得をするかもしれません。
下取と買い取りの金額が同じになることは稀で、一般的に買い取りの方が高い金額のなることが多いです。
なぜ車は下取よりも買取のほうが高く売れるのか、その理由は仕組みにあります。
詳しく読む↓↓
「車下取りは損をする」って本当?カーディーラー下取りと車買取の違いを解説|クラッチ車の売り方ガイド
その6:購入意思があることを伝える
購入意思がなく、ただの冷やかしでくる人を相手にするほど営業マンは暇じゃありません。ですから、しっかり購入する意思を始めに伝えておきましょう!
相手も人間ですから、購入意思があるお客さんを相手にしたいはずです。
もし、逆の立場だったら冷やかしの客は嫌ですよね?
自分が担当したお客さんから車が売れれば、自らの成績にも反映しますから、嬉しいことです。
相手の気持ちになって考えると値引き交渉がうまくいくことがあります。
ですから、最初に購入意思があることを伝えると後からの値引き交渉がスムーズにいきますよ。
その7:オプションを追加してみる
車両本体や諸費用からの値引きが難しい場合は、追加するオプションなどから値引きしてみましょう。
追加オプションとは、新しいナビや最新のETCを取り付けてもらう場合などです。
オプション価格からの値引きや取り付け費用を値引きしてもらうのです。
納車後、新たに購入すると割高になってしまうことがあります。この部分で値引き交渉するのも有効ですよ!
その8:消耗品や傷などを交換・修復してもらう
エンジンオイルやワイパーのゴムなどの消耗品を交換してもらいます。
直接的な値引きではないですが、消耗品との交換で相殺してもらうといいですね。
中古車ですから、必ずどこかの部品が消耗しています。新品に交換してもらえないか交渉してみましょう。
また、傷や凹みがあれば直してもらいましょう。「この傷を直してもらえれば、買います!」のように交渉してみるのも有効ですよ!
その9:ガソリン満タンで納車してもらう
多くの場合、納車の時は少量のガソリンしか入っていません。
場合によっては、自宅に乗って帰れるぐらいの量しか入っていないことがほとんどです。
ですから、「納車の時、ガソリン満タンでお願いします。」っと交渉してみましょう。
最近はガソリンも高くなっています。
満タン給油で5,000円~6,000円ほどかかりますから、満タンで納車してもらえれば、その分お得ですよ。
その10:他店へ行くことを伝える
これは最終手段ですが、「他のお店にも予約を入れてあるので...」などと言って一度帰りましょう。
この時、自分の連絡先を伝えるのを忘れないように!
後日「〇〇円まで値下げました。この金額でいかかでしょうか。」などと連絡があるかもしれません。
ですが、営業マンよっては、変な駆け引きされてると思われてしまい、連絡がこない場合もあるので注意が必要ですよ。
中古車の場合、年式や車のコンディションがバラバラです。
なので、同じ車種でも価格が違ってきます。ですから他店を引き合いに出してもあまり意味がない場合があります。
品質が同じ家電製品には有効かもしれませんが、中古車には効かないかも...。
値引き交渉に必死になりすぎないことも大切です★
中古車販売は車両本体価格で利益を出している店と諸費用で利益を出している店など様々です。
細かい利益の部分は、なかなか分かりません。
あまり値引き交渉に必死になると、重要な部分を見落としてしまう可能性があります。(故障や事故歴など)
できるだけ中古車を安く手に入れたい気持ちはわかりますが、ある程度納得のいく金額が示されたら、手を打ちましょう!
金額よりも安全に走行できるかなどに気を配る必要があります。
購入した車で事故をしてしまっては意味がないですからね。
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