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はじめて新車を買う新社会人の方へ「 失敗しないために購入前に知っておくべき10のこと」

はじめて新車を買う新社会人の方へ「 失敗しないために購入前に知っておくべき10のこと」

4月から新たに新社会人になる方、おめでとうございます。 学生のころから、ずっと家にあった車を運転していたあなたも、ついに自分の車を買うチャンスです。 ひとり暮らしで仕事をする上で、どうしても車が必要な人もいらっしゃるでしょう。 いろいろ調べて、失敗しないクルマ選びをしてくださいね。 買う前に知っておくべきこと10個厳選して紹介します。

免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …

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  • 最終更新日:2017-4-5 / 投稿日:2017-2-10

まずは、車の価格以外の諸経費を把握しましょう!

新社会人になって、自分で稼いだ給料で待望の新車を買おうという方。

「あれにしようか?」「これにしようか?」買うまでにあれこれ悩むのもまた楽しい時間ですね?

予算を決めて買うにしても、実際は車の価格以外に、いろいろな諸経費がかかります

主なものをご紹介していきます。

1)自動車取得税

 

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車を買うときにかかる税金で、新車・中古車でその税額が変わってきます。

新車の場合は、車両本体価格の90%x3%(普通車の場合)です。

中古車の場合は、残価という基準額を計算し、それに対して同様に3%(普通車の場合)課税されます。

オプションの設定によっても細かく変わってきますので、正確なところはディーラーなどで見積もりが必要になります。

ですが、車両本体の価格の、おおよそ3%程度の税金がかかることを計算にいれておいてください。

ただし、エコカー減税の対象車は免税になることもあります。
(自動車取得税のエコカー減税は、2017円3月31日までとなっていますが、その後どうなるのかはまだわかりません。まだまだ延長して欲しいですね。)

2)自動車重量税

乗用・3年分・自家用の場合の例をあげてみます。

車両重量に対し、0.5tステップで課税されています。

0.5t以下:    12,300円
~1t:     24,600円
~1.5t:    36,900円
~2t:    49,200円
~2.5t:    61,500円
~3t:    73,800円

こちらもエコカー減税の対象になり、免税になることもあります。
(自動車重量税のエコカー減税は2017円4月30日までとなっていますが、その後どうなるのかは未定です)

3)自動車税

これは毎年課税される税金です。

買ったときにも、その年の分が課税されます。

これは排気量に応じて変化します。

総排気量
~1L:    29,500円
1L~1.5L:    34,500円
1.5L~2L:    39,500円
2L~2.5L:    45,000円
2.5L~3L:    51,000円
3L~3.5L:    58,000円
3.5~4L:    66,500円
4L~4.5L:    76,500円
4.5~6L:    88,000円
6L~:        111,000円

エコカー減税が適用になる車の場合は、最大75%減税となります。

(但し新車登録をした翌年のみ適用)→「自動車税のグリーン化特例」と呼ばれています。

一方この自動車税ですが、軽自動車の自家用5ナンバーの場合には年間7,200円と非常に低額となります!

例えば家に車が2台あるなどの理由で維持費を安くしたい方は、是非、軽自動車も検討してみてください。

4)自賠責保険

新車購入時や車検のときなどに必ず入らなければならない保険です。

新車購入時は37ヶ月分の39,260円(自家用乗用車の場合)が必要となります。

これに入っているからといって安心してはいけません。

必ず任意保険も掛けて、不足している保険を補いましょう

特に新車の場合には、なんらかの事故で全損してしまうと、「車は残らず、ローンだけ残った!」なんてこともあります。

賢い自動車保険選びのキホン!必ず加入するべき補償3つと保険料を安くする3つのポイント

5)その他の諸費用

・消費税

購入価格に8%の消費税がかかります。
結構大きいですね。

・登録費用

車の名義等の登録を行う代行手数料です。

・ナンバープレート登録手数料

最近は4ケタの希望ナンバーを取得する方が増えましたね。
都道府県位よって多少料金に違いがあるようですが、普通車のものは4~5千円です。
字光式も選択できて、5~6千円程度になります。

希望ナンバープレートの取得方法・費用・日数などの疑問を解決!

・リサイクル料

車種によって異なりますが、だいたい1~2万です。
自動車をリサイクルするときの費用を事前負担することになります。

・車庫証明

車庫に関する内容を申請書に明記し、管轄の警察署から許可をもらう手続きの代行費用です。車庫スペースのオーナーにハンコをもらってきたり、警察への申請を自分で行えば、この費用は0円にできます

・納車費用

車を家に納車してもらうための費用です。
ディーラーまで自分で取りに行けば、費用は0円になります。

 

6)車によってエコカー減税がある

上の項目でもそれぞれコメントしましたが、自動車取得税、自動車重量税、自動車税にはエコカー減税が適用されます。

ハイブリッド車等は、おおよそ10万円程度の減税となります。

ハイブリッドカー等の最新のエコカーは、車両価格がもともと高いので、この減税も含めて予算を検討したらよいと思います。

 

ここからは、購入した後にかかる費用に関して把握しましょう!

購入してからもいろいろとお金がかかります。

事前に知っておくことで、後々の出費を節約することもできるので、把握しておきましょう。

7)新車の車検は3年

車検と呼ばれる法定検査を定期的に受ける必要がありますが、新車で購入した時は車検が3年ついています。

その後は、検査を受けると2年間有効な車検が取れます。

8)維持費(ランニングコスト)に注意

新車を買った後は、さまざまな維持費がかかります。

いくつか見ていきましょう。

・駐車場代(家の敷地内に駐車スペースがあれば特にかかりません)
・燃料費(ガソリン代もしくはEVの場合は電気代)
・メンテナンス費用
6か月点検、12か月点検、およびその時の消耗品の部品代
点検に出すか出さないかはオーナー次第ですが、やはり少なくとも定期的にエンジンオイル等は交換してい行きたいものです。

他にも失敗しないための賢い情報!

購入方法によってお得に購入できることもあります。

また、車に乗る頻度によって、逆に「買わないで乗る」という選択肢も考えてみることもオススメです。

ここからは、事前に知っておくと得する情報をご紹介します。

9)さまざまな買い方を検討してみよう!

・ディーラーで買う

もっとも一般的な購入先は自動車ディーラーです。

取扱い店を調べて訪問すれば、試乗車などもありますので、納得いくまで何度も訪ねていきましょう。

・未使用車を買う

中古車店舗等で取り扱いがあるようですが、未使用車と言われる中古車があります。

名義の登録をしただけで、実際は使用されいないとか、展示されていただけのものを中古車として売っています。

重量税が登録時に支払済みとなっているので、その分は少なくとも安くなります

新車の工場装着オプションや色は選べませんが、新車同様の中古車です。

・リースで買う

これは新車ディーラーでも取扱いがある買い方ですが、3年後の残存価格を見積もっておき、その価格下落分をリースで月々支払うという考え方のものです。

意外と安くなりますので、3年おきに車を乗り換えたいという方にはオススメです。
もちろん、そのまま乗り続けることも3年後に選ぶことができます。

車購入よりリースがお得?マイカーリースのメリットまとめ

10)カーシェアリング

都心部に住んでいて、たまにしか車を利用しないという方には、レンタカーカーシェアリングなども利用するのも「あり」なのではないかと思います。

「買う」「所有する」のとはちょっと違うのですが、ライフスタイルに応じて検討してみてください。

最近はタイムズのカーシェアののぼりをよくみかけますね。

タイムズのコインパーキングに置いてあるレンタル用の車がカーシェアサービスです。

タイムズのページには「ガソリン代込、15分206円から」と記載されていました。気軽に利用できる料金ですね。

あれこれ車を選ぶのって、夢があってとても楽しい時間ですよね

新車をはじめて買う場合に知っておくべきことをピックアップしました。

買う時にもさまざまな諸費用が必要ですが、買ってからの維持費もあれこれかかります。

車の大きさやタイプによって、税制や維持費も変わってきますので、予算やライフスタイルに合わせて選びたいものです。

あれこれ車を選ぶのって、夢があってとても楽しい時間です。

是非、買う前にいろいろ悩んで、購入までの時間も楽しみましょう。

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免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) 車に対する思い:自動車関連の仕事を長くやってきました。 1人のユーザーとしてこんな車が欲しいと思う要求がありながら、実際に作る側の苦労もわかります。 世の中に発表されたいろいろな車を見るたびに、すごい車がで…

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