不要になった車を解体・廃車にする際の手続きの流れと費用は?
走行距離は10万キロを超えてしまっていて、年式もかなり古いから、売ってもお金にはならないな…という愛車。
費用を抑えて手放すためには、自分で手続をするのが安く済む方法のひとつです。
実際には、車の引き取り→書類を揃える→管轄の運輸局へ書類を提出
という流れになります。詳しく解説していきます。
1.車を引き取ってもらう
■業者に連絡してみよう
- 車の解体業者
- 中古車販売店
- 整備業者
いずれかに連絡をすると引き取ってくれます。
ここで重要なのが自治体に登録のある業者へ依頼することです。
自動車リサイクル法により、廃車に関する解体は、都道府県知事または保健所設置市の登録を受けた引き取り業者のみが行える。もしそれ以外の業者に依頼してしまうと、不法投棄などの問題だけでなく、永久抹消登録または解体届出に必要な引取証明書が発行されなくなってしまう。
登録の無い業者にお願いするのはトラブルの元ですので、業者の選定は気をつけましょう。
廃車をお願いする業者には、「車の処分費用」と「スクラップ代」を支払います。
料金は0〜30,000円が相場です。
【車が動く場合】
自分で運転して搬入すれば、引き取り料金分はかかりません。
【車が動かない場合】
自宅まで引き取りに来てくれます。
料金は車種などによって異なりますが、引取料金は0〜30,000円程が目安のようです。
※自動車を引き取ってもらう際に、自動車リサイクル料金をまだ支払っていない場合は支払う必要があります。
リサイクル料金は、自動車メーカーや輸入業者が、車種やエアバッグの数、エアコンの有無などによって設定しており、目安は6,000〜18,000円程度です。
作業が完了したら「使用済自動車引取証明書」と「ナンバープレート」を受け取りましょう。
永久抹消登録や解体届出の手続きの時に必要となります。
2.手続きに必要な書類を揃える
- 永久抹消登録申請書(及び解体届出書)
- 手数料納付書
- 自動車税自動車取得税申告書
※以上3点は運輸支局で準備できます。
また、次のものは事前に準備して運輸支局に持って行きます。
- 所有者の実印
- 所有者の印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)
- 車検証
- ナンバープレート
- 引き取り業者から受け取った「使用済自動車引取証明書」※
※軽自動車の場合は「軽自動車税納税証明書」が別途必要となります。
3.管轄の運輸支局へ
必要書類を提出して永久抹消登録を行い、ナンバープレートを返納し「抹消登録証明証書」を受け取れば廃車手続き完了です。
自分が永久抹消登録をすべきなのか、一時抹消登録をすべきかわからない方はこちらの記事をお読み下さい。
「これは面倒・・・」と思った方は代行もあり。
業者に、一連の廃車手続きを依頼した場合は代行手数料として10,000円前後の費用がかかる場合が多いようです。
代行がお願いできるのは、「カーディーラーや車の販売店」、「行政書士」です。
まずはお近くのお店に電話をして聞いてみると良いでしょう。
費用がかからずむしろ売れる!?専門の車買取業者がすごい!
いかがでしたでしょうか。
廃車には、手間もお金もかかることがわかりました。
また、代行してもらう場合にも費用がかかります。
廃車を考えている方におすすめなのが「手間もかけずに費用もかけない、むしろ車を売ってお金にできる」廃車専門買取サービスです。
万が一車が売れなくても、廃車費用がかからないだけでも嬉しいですね。
廃車買取サービスといえばCMなどもやっていて有名なところとしては「廃車王」「カーネクスト」があります。
みなさん一度は名前を聞いたことがあるのでは無いでしょうか?
廃車買取サービスも沢山ありますし、それぞれサービスの内容が違います。
廃車買取サービスに関する詳しい説明はこちらの記事をお読み下さいね。
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