車のリビルト品とは?中古部品やリンク品との違いは何?修理や車検費用を抑えて節約できるスグレモノ!
リビルト品を使うと、「車の修理が必要だけど、部品が高い」「車の年式が古くて、新品の部品がない」といった悩みも解消してくれます。 リビルト品は中古部品とは違います。新品に近いものを、通常値の半額程度で手に入れることも可能です。さらに保証などもついているので安心して購入できますよ。さらに知っておくと車検時費用もお得にできるかも。 リビルト品とは一体どんなものなのか、またメリット・デメリットは何なのかご紹介します。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2019-6-28 / 投稿日:2017-4-7
リビルト品ってなに?
リビルドとは(建物)を改築する、再建する、(機械類を)を組み立て直す、(社会など)を改造する、(希望・自身)を取り戻すなどを意味する。
リビルト品とは、使用済みの自動車から外された部品を分解し、必要な部品や消耗品を交換した後、正常に作動するかテストされたものです。
部品の内部までしっかり修理・修復を行うので、使用済み自動車から外された中古品でも、部品の寿命が長くなることから注目されています。
さらに、検査基準を突破した部品のみをリビルト品と呼ぶので、ほぼ新品に近い状態になります。
このように、必要部品の交換や修理などに手間はかかってしまうため、普通の中古品と比べると価格は高くなります。
ですが、販売店によっては保証期間などが付いているため、安心して購入することができます。
また、価格が高いと言っても新品の半額以下で購入できることが多いため、かなりお得ですよ!
リビルト品と中古品との違いは?
中古品とリビルト品には大きな違いがあります。
中古品とはその名の通り、車から部品を外した中古のものをいいます。
何も手を加えてなく、取り外したままの部品を指すので、リビルト品とは大きく違います。
修理や修復を加えていないので、部品それぞれに個体差が生まれます。
取り外した車の走行距離や年式などにバラつきがありますので、比較的安価で手に入れることが可能です。
しかし、部品の寿命が読めないことが欠点です。
「安く購入したけど、あっという間に故障した...」なんてこともありえてしまうんですね。。
比較的新しい部品であれば問題なく使用できますので、車を新たに買い替えるまでの繋ぎとして使用する場合も多いです。
購入した中古品がどの程度使えるのか、実際に使ってみないとわからないという点もありますが、安くて良い部品に出会えれば、かなりラッキーですね!
リビルト品とリンク品との違いは?
リビルト品とリンク品はよく似ています。
消耗した部分を交換して、組み立て、それを再利用するところまではリビルト品と同様です。
では、一体何が違うのでしょうか。
リンク品は、故障していない部分のパーツはそのままです。
故障や消耗していない部分は、何も調整せず修理・修復前の状態ということになります。
修理や修復に手間がかかっていない分、価格が安いです。
しかし、修理していない部分があるので部品全体として寿命が短い可能性が欠点ですね。
リビルト品のメリット・デメリット
リビルト品のメリットは、価格でしょう。
いつも車検をお願いしてる店に電話だん。やっぱRrゲート丸ごとリビルト品に交換が安そうだな。
— アンビンバンコ (@anbinbanco) April 7, 2013
新品の部品よりも半額以下で購入できるため、リビルト品を求めるユーザーが増えています。
また、車の年式が古くて新品の部品を探すことができなかった場合は、リビルト品が活躍してくれます。
生産が終了してしまい、新しい部品を取り寄せることができない車種のユーザーにとって、非常に重宝されています。
しかし、リビルト品はデメリットもあります。
- 万が一壊れてしまっても、現品修理までしか対応できない。
- 部品によっては、リビルト品が存在しない。
- 業者によって修理・修復箇所にバラつきがあり、品質が安定しない。
などがあります。
先月の車検のときちょうどセルモーターがしんでリビルト品に換えたばかりのはずですが、またエンジンがかからなくなりました
— 陽-Hey! (@skkda_de3a) October 7, 2015
車検出し前にJAFにお願いしてバッテリー復活作業中のセニ夫
車検通すだけでも20万越え ノッキングはどうやらATらしい リビルト品もさすがに入手困難になってきたそうな うーむ 良い車なんだけどなぁ pic.twitter.com/s4e2OeEA0T
— 里余奇寸 (@ryohkisun) September 3, 2016
年式が古かったりすると、部品が1点ものになってしまうので、新たなものに交換することが難しいです。
また、エアバッグなどはリビルトできないので商品がありません。
さらに、工場によっては外側の見える部分だけ修理して、内部は手を加えずにそのままリビルト品として売られているものもあります。
この点は私たちに素人には判断が難しいので困りますね...。
やはり、きちんとした新品とは違うので、購入するときには注意が必要です。
リビルト品を使ったら、車検が安くなる?
もちろんリビルト品を使えば、車検を安くすることができます。
車検の時に修理や交換が必要な場合、車検費用を安く済ませたいのであれば「リビルト品で対応できませんか?」と聞いてみるといいですよ。
車にマッチするリビルト品が見つかれば、かなり安く交換できるので車検費用も抑えることができます。
ですがリビルト品によっては寿命がどれくらいかがわからなかったり、品質が安定していない場合もあるので、信頼出来る車検工場にお願いすると安心ですよ。
リビルト品というものを知らない人も多いので、知っておくと車検費用をお得にできますね!
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