
急な雷!運転中にカミナリが近づいた時は車内と車外どっちが安全?100%安全なの?
運転中に急に起こる雷。渋滞などで車から降りることができないこともしばしば。そんな時どうすればいいの?車の中は安全って聞いたことがあるけれど本当なの?万が一落雷した時はどうすればいいのか、車の中での対処法などを調べてみました。いざという時にパニックにならないように、自分や家族の安全を守るためにぜひチェックしてみてくださいね。

免許取得歴:17年 今乗っている車種:マツダプレマシー(新車で購入) 車に対する思…
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- 最終更新日:2017-5-26 / 投稿日:2017-2-1
目次
車に乗っている時に雷が鳴ったらどうする?車内と車外、どっちが安全なの?
答え:車内のほうが安全なので、車内にとどまる が正解です。 ※幌(ホロ)を使用するソフトトップのオープンカーは例外です
車の中は安全空間といえる。キャンプ、登山、海水浴、屋外スポーツなどで周囲に避難場所がみあたらない時には車の中に逃げる。周りに何もない時は車に逃げるのが最善の策であるが、周囲に建物があればそちらを選択する。直撃を受けても中の人は大丈夫だが、相当の衝撃を受け、窓が割れたり一部焼き焦げたりすることもある。また、落雷が集中するような嵐の中では、しばしば竜巻などの突風も発生し、乗用車は横転する危険がある。飛行機や電車の中も雷に対して安全な場所といえる。
万が一車に雷が落ちた時は、車体外側の金属部分を通って地面に流れていくように設計されているのです。
この時、「ドアノブ」や「窓枠」など金属を使用している部分には触らないように注意が必要です。
【JAFの実験結果】人工的に車に雷を落とし、車や車内の人に対してどのような影響があるかをテスト
実際に車内に乗り込み、落雷を体験してみたところ、雷が落ちると周囲が青白く光るが、外から見ているのとは違って落雷の音は小さく、もちろんビリビリと感電するようなこともありませんでした。乗車前は「落雷時にものすごい衝撃音が伝わるのでは」と不安に思っていたのですが、そんな心配も取り越し苦労だったようです。
ということで、車内の方が安全だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
まわりで雷が発生するとパニックになりがちですが、慌てて車外に飛び出さないようにしましょう。
雷雲が近づいてきたらどうすればいいの?
どこかで雷の音が聞こえてきたり、雷雲が現れたら速やかに建物や車の中に避難しましょう。
稲光を見てから音が聞こえるまで間隔があったとしても大丈夫と安心してはいけません。 音は1秒間に約340m進みます。稲光を見てから音を聞くまで10秒だったら、3.4km先で雷が起きたことになります。しかし、雷雲の大きさは数10kmなのです。 雷鳴が聞こえたときは、すでに雷雲の下にいるのです。
危険を察知した時に車の中に避難したり、待機するのはとても有効な手段ですが、くれぐれも窓を閉めて金属部分に触れないように注意しましょう。
雷だけではない!天候の変化には要注意
朝出発した時は晴れていたのに、急に積乱雲などの雷雲が発生して…。
という急激な天候の変化は、季節によってはよくありますよね。
雷に注意するのはもちろんですが、同時に発生しがちなゲリラ豪雨や雹(ひょう)にも十分に注意が必要です。
雷を伴うゲリラ豪雨は視界不良となり危険ですし、雹はガラスが割れてしまう危険もあります。
可能であれば近くの安全な場所に停車して、天気が良くなるのを待ちましょう。
100%安全というわけでは…
まれに、雷が車に落ちて車にキズついたり、窓ガラスが割れたりする被害はあるようです。
1年のうち、特に夏の6月から8月にかけて、落雷の数が増えます。
お車に落雷すると、落雷した箇所に穴が開いたり、窓ガラスが割れるといった損害が生じます。
しかし、車外に出るよりは、車内のほうが安全な確率は高いので、窓などにはできるだけ近づかないように、車内で雷が通り過ぎるのを待つのが、ベターな方法なのではないでしょうか。

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