はじめての【車でスキー場】!快適に楽しむために知っておくべき3つのこと
スキー場まで初めて雪道を運転する人が知っておくべきコツをまとめました。 「よく『急が付く動作はいけない』と聞くけどどうしてなの?」 「どうなると危ないの?」を事前にしっかり理解しておくことで、思わぬ事故を未然に防ぐことができるはずです。 また、雪道運転初心者にやさしいスキー場選びのコツも伝授。 うまくプランを立てて、安全にスキー・ドライブを楽しみましょう。
免許取得歴:20年以上 今乗っている車種:Nissan Skyline(中古で購入) …
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- 最終更新日:2017-12-28 / 投稿日:2017-1-9
目次
1.運転者にやさしいスキー場選びのコツとは?
スキー場には雪があって欲しいけれど、アクセスするための道路には雪が無いのが理想です。
シーズン的には真冬よりも、春スキーの方がやはりおススメです。
なぜなら、道路に雪がないからです。
そうはいっても、やはりコンディションのいい時期に行きたいですね?
では、どんなスキー場がよいでしょうか?
■1.「一般道を走る距離が短いところ」
高速道路は、普通カーブが少ないし、除雪もされるのでリスクは少ないのです。
ですが、一般道は道路条件が悪い可能性が高いのです。
地方によっては、高速道路のICやSAに隣接しているスキー場もありますので、そんなところが一番のオススメです。
■2.「スキー場までの経路の標高と通過時の気温をチェック」リスクの少ないところを選ぼう
やはり最大の問題は路面の凍結です!
雪のある・なしのチェックも大事なのですが、運転する上では凍結したアイスバーンが一番怖いのです!
- スキー場に向かうルートで、どのあたりから山道になりますか?
- その山道を走る時間帯は何時頃で、その頃の気温は?
- 前日の天気は?
もしも雪が最近降っていないとしても、前日が雨で、通過するときの気温が0°近ければ、路面は確実に凍結しています。
たとえば到着時間を遅らせるなどして、リスクの少ない時間帯からスキーをはじめるようにしましょう。
もちろん、スキーを終えて帰る時間帯にも気を付けてくださいね。
最近は、周辺道路の様子をインターネットで見られるようにしているサイトもあるようですので、そちらも活用してみてください。
2.雪道での鉄則!「急」のつく運転をしない!
「急」がつく操作をしない!
一般的によくいわれていることですが、
- 「急」発進
- 「急」ブレーキ
- 「急」ハンドル
これはどれもご法度です。
「急発進」は控えましょう。ゆっくり、じんわりが鉄則
まず「急発進」から説明していきましょう。
雪道では滑りやすいので、ちょっとアクセルを踏むだけで、簡単にタイヤが空転してしまいます。
クルマはその構造上、
「片方の車輪が空転すると、もう片方の車輪には駆動力が伝わりません。」
※特殊な構造の四駆などは別ですが。
静かにアクセルを踏んで、タイヤのグリップを振動や音で感じながら、ゆっくりと加速しましょう。
一般道路では、せいぜい出して時速20Kmくらいだと思ってください。
それ以上は何かのときに止れなかったり、カーブで曲がれなかったりします。
高速道路だとしても、道路が空いている状況で最大40~50Kmくらいの感じですよ。
「急ブレーキ」雪道ではすぐにタイヤがロックします
次に「急ブレーキ」
最近の車はほとんどアンチロックブレーキが標準装着されていますが、やはり急にブレーキを踏んでもタイヤがロックするだけで、クルマはなかなか止まりません。
タイヤの回転が止まってしまうと、クルマが運動している方向にそのまま滑って行ってしまいます。
特にカーブの入口やカーブしている最中は気を付けましょう。
道路は曲がっていても、カーブの入口やカーブしている最中は、クルマの運動方向は常にカーブの外側に向いています!
遠心力がかかっているわけですね。
ここで急ブレーキを踏んだらアウト!
すぐさまカーブの外側の方向に滑っていってしまいます。
カーブの入口に差しかかるまでに、十分に速度を落とし、むしろ静かにアクセルを踏みながらカーブを抜けてくださいね。
「急ハンドル」も「急ブレーキ」と同じ。ハンドルの急な切りすぎも禁物!
最後に「急ハンドル」
「雪や凍った道において、突然ハンドルを大きく切る!」
これって先ほど言った急ブレーキを踏むのと同じなんですね。
クルマが運動している方向から、あまりに大きくハンドルを切ってしまうと、タイヤがうまく回転せずに、そのまままっすぐ滑って行ってしまうのです。
本当に、だましだましハンドルを切って、クルマの向きをゆっくり変えるくらいの感覚で行きましょう。
クルマの向きを変えるにも、速度が遅い方が圧倒的に簡単です。
くれぐれも速度は控えめに、運転しましょう。
3.他にも気を付けたいこと(ジャッキアップは場所を選んで)
初心者ならば、できるだけスタッドレスで行くことをオススメします。
スタッドレスのグリップ力を過信してはいけませんが、ノーマルタイヤとは比べ物にならないくらい、雪道でグリップ力があります。
何より、チェーンを途中で付け外しする必要がありませんから、移動時間の短縮にもなりますし、精神的な負担も楽になるはずです。
ですが、いくら性能が高いとはいっても、スピードの出しすぎには注意してくださいね。
特に凍った路面には気を付けて。
たとえスタッドレスだとしても、かなり雪深い道路では、やはりタイヤチェーンが必要となります。
そしてタイヤチェーンを付けるときにジャッキアップするわけですが(ジャッキアップしないで装着できるタイプもありますが)安定した平らな路面でジャッキアップしてくださいね。
作業中にジャッキが滑って外れたりでもしたら、大怪我してしまいます。
くれぐれも注意してくださいね。
車で行くのはやはり一番便利なのでチャレンジしてみてくださいね♪
はじめて雪道を始めて運転する人が、スキー場まで運転するときの注意点をまとめました。
いちばん大切なのは、やはりスキー場選びだと思います。雪道初心者が、いきなり雪深いスキー場や極低温になるようなスキー場にいくのはリスクもあるし、楽しんでる場合ではなくなってしまいます。
しっかりと除雪された高速を通り、インターからなるべく近くにあるスキー場がオススメです。なるべく標高の高い山道を迂回して行けるところを選び、その日その場所の気温もチェックして、凍結していないときに通過できるように工夫していきましょう。
雪道でのちょっとしたハプニングなら、楽しんでしまえるくらいの心の余裕をもつためにも、時間に余裕をもって行動しましょう♪
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