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雪が降る前の日までにやっておくべき5つのこと~雪に慣れていない人のために~

雪が降る前の日までにやっておくべき5つのこと~雪に慣れていない人のために~

雪が降る季節でも、やっぱり車に乗ってドライブしたい!車好きに季節なんて、基本的には関係ないんです!でも、やっぱり慣れていないと不安がよぎるのも事実・・何をしておけば安心につながるんでしょう?今回は、あまり雪の運転に慣れていない人が雪が降るまえにやっておくべきことをご紹介します。年に1度あるかないかのシチュエーションに準備をする必要があるのか?ありますよ~!でも、もっと気楽に考えていきましょう。基本はもちろん、日常点検です。それでは早速まいりましょう♪

今乗っている車種:マツダ アテンザセダン…

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  • 最終更新日:2021-4-12 / 投稿日:2016-12-2

1.ワイパー・リアワイパーをたてておく

そもそも何故、ワイパーアームを立てておくことが必要なのでしょう?

簡単に言うと、ワイパーアームを立てておくことでフロントガラスの凍結によるワイパーゴムの貼りつきとそのゴムの劣化を抑えられます

また、車のデザインの形状によって雪の重みによる破損を防ぐことができるからといったところです。

しかしながら、様々な意見があるのも事実です。

  • ①立てておいたところに屋根から大きな雪の塊が落ちてきたらアーム自体が破損するのでは?
  • ②夜間に立てておくことで、イタズラの対象になりやすいのではないか?
  • ③そもそも、車を運転する前に視界の確保をするためにフロント&リアガラスの解氷はするので無理矢理にワイパーを動かすことで貼りついたゴムの破損は考える必要ないのでは?

などなどです。

どれもごもっともなご指摘ばかりですよね。なので、ここではお住いの環境や、車での移動先の状況に応じた準備として以下をお勧めしますね!

  • ①基本的に雪の日はワイパーアームは立てておきましょう。ワイパーゴムの貼りつきによる劣化を防ぎます。また、除雪もしやすいですよ。
  • ②大雪などによるワイパーアームへの影響は、車のデザイン形状や積雪量(!)によって立てないようにします。
    車のルーフから雪などが落ちてきたりとその影響を考慮して何もしないで寝かせていたほうがいい場合がありますよ。車の除雪時に雪が多いと立てているワイパーアームの位置がイマイチわかりづらく、ブラシなどでひっかけてしまうと破損する恐れもありますからね・・
  • ③どうしてもわからない!そんなときは何もしないで寝かしておきましょうね。

最後に、ワイパーアームを立てる、立てないよりももっと重要なことがあります。

ウィンドウやワイパーの雪かき&解氷する時に凍ったまま(!)でワイパーを操作は絶対にしないでくださいね。

2.ウォッシャー液が入っているか

ウォッシャー液の役割とは、もちろん、「視界の確保」です!

フロントガラスには、走行していると様々な汚れが付着します。付着した様々な汚れをワイパーで削ぎ落とします。でもワイパーだけでは汚れが取れない場合は、ウォッシャー液を噴射して洗浄しながらワイパーで拭き取ります

冬の視界確保にも必須のアイテムですので必ず確認&量が不安な場合は補充しましょうね。

最近は、高機能化していて、
①外気温が-30℃になっても凍りにくい商品
氷や霜を素早く解氷する効果のある商品など
また①と②の機能を有したハイブリッドタイプの商品があります。

いざという時にウォッシャー液が凍結していたら意味ないです・・時間がある今のうちに目的に合ったウォッシャー液を購入しておきましょう。

【簡単】ウォッシャー液の種類と自分で補充する方法~冬は選び方に注意が必要!~

3.雪かきグッズを準備

いつでもどこでも雪かきが出来るように、車に積んでおけるサイズのグッズを購入しましょう。

まずは、何をおいても物理的に雪かきが出来るスコップです!車のボディーやフロントガラスを傷つけないように樹脂製、ゴム製ラバーが付いている商品が安心ですよ。

次に科学的に解氷してしまうグッズを用意しましょう。組み合わせて使用すれば、時間短縮にもつながります!!

メルテック スノーブラシ(スクレーパー付き) 長さ5段階調整(885~1455mm) 幅広ブラシヘッド(35cm) Meltec SNB-15

4.スタッドレスタイヤに交換してある?

雪道の運転に慣れていない人は、なるべくスタッドレスタイヤを装着しておきましょう!!突然の降雪でも安心です。

最近のスタッドレスタイヤの性能は本当に良くなっていて、例えば高速道路で「チェーン規制」と表示がされていたとしてもスタッドレスタイヤを装着していれば走行が可能となることが多いですよ。

■タイヤチェーンは積んでありますか?

但し、だからといってタイヤチェーンを携行しなくて良いというわけではありません

たとえ、スタッドレスタイヤであっても雪道の走破性でタイヤチェーンには敵いません山深い国道などではスタッドレスタイヤにタイヤチェーンの装着を指示されることがあります。

前述の高速道路上でも以下のような走行規制、「チェーン装着車以外通行止め」があります。

繰り返しますが、きちんとスタッドレスタイヤを履いているから総ての雪道に万全とはいえません。念のため、タイヤチェーンを携行しましょうね。

■そのスタッドレス何年前のものですか??

もちろん、スタッドレスタイヤと言っても、古いタイヤだと充分な性能を発揮できません。きちんと点検してください!

■「明日は雪!スタッドレスタイヤに交換していない!」そんな時はどうすればいい?

とにかく、タイヤチェーンを買って携行しましょう!さらに出来れば、装着の練習をしましょう。

YouTubeで検索しても良いですよ。たくさん出てきます。参考までにJAFさんの画像をご紹介します。

因みにタイヤチェーンには走破性の順に
①金属チェーン
②非金属チェーン
③タイヤに被せる布製カバー の3種類あります。

私のお薦めは、費用対効果と耐久性、装着作業の簡便性で非金属チェーンです!

冬タイヤへのベストな交換時期って?カー用品店に頼んだ時の費用の相場やかかる時間は?

5.ガソリンは入っているか

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Photo by writer

万が一、大雪のために目の前の道路が通行止めになってしまったときは最悪、車中で何時間も待機することになります。

そんな時にガソリンがなくなるかも?なんてことになったら命に関わります。車の中は暖房が入っているから快適なのであって、エンジンが切れてしまうと極寒です・・。

また、ガソリンの残量をずっと気にするというストレスは精神的にかなり疲れてしまいます。

とにかく、余裕を持って行動できるように予めなるべく満タンにしておきましょう。

私は、スキーなどに行くときは満タンで出発して、現地で給油して満タンして帰りに備えてました。何が起こるかわかりません。備えあれば憂いなしですよ。

【番外編】車の点検ーここまでやっておけば完璧

まだまだ、余裕があればこちらの点検もしておくのが確実です。

といっても、特別な点検は何一つありません。日常点検の範囲ですよ。普段あまり意識されていないとは思いますが、万が一のために点検しておきましょう。

■①バッテリーの点検

バッテリー上がりを防ぐためです。通行止めになってしまった場合、車中で待機しますがエンジンをかけていてもアイドリング状態では総ての電装系の電力を賄えません

ある程度バッテリーの電力を消費します。バッテリーが切れて、エンジンがかからなくなった・・なんてことにならないように電圧チェックなどで防ぎましょう

■②エンジンオイルの点検

エンジンオイルは温度によって、粘度が変化します。低温では流動性が悪くなり、固くなります。そうなるとバッテリーへの負担が大きくなり、最悪の場合バッテリーが故障してしまいます。

寒冷地用のエンジンオイルもあるので、いつもは雪が降らない地域にお住まいでも、車でスキー場に行く機会が多い方は、そのオイルに変更したほうが良い場合もあります。整備士さんに相談してみましょう。

■③冷却液の点検

クーラント(冷却水)の量を確認するということになります。LLC=ロングライフクーラントといいますが、こちらを補充しておけばまず凍結しません。もし、以前トラブルで水を補充しているなどでその濃度が下がっていたら凍結してしまうかもしれません最悪ラジエーターが破損してしまいますよ。

■④ワイパーゴムの点検

拭き取り性能の劣化を確認して、低下しているようであれば交換しちゃいましょう。

自分で簡単交換!ワイパーゴム・ブレードの交換方法と交換時期の目安

以上、4つになります。

最後、おまけで脱出用のヘルパーも用意すれば完璧です。使わないに越したことはありませんが、車がスリップして動かない時にタイヤの下に敷くことで摩擦を発生させ、脱出できるものです。

スタックステップ/スノーヘルパー 砂/雪路の脱出に!

これで準備は万全!あとは時間に余裕をもって出かけましょう!

雪はキレイで気分もあがりますが、運転しなければならない…となると、ちょっとイヤな気持ちになることもあるかもしれません。

でも、基本的な準備をして、時間に余裕をもって運転すれば、雪道はそれほど大きな問題ではなくなるでしょう。

いちばん大切なのは、日常点検を普段からやっておくことです。もちろん、車の定期点検でディーラーや専門店に診てもらっても良いでしょう。

予測できることと予測できないことを想定&理解して、予測&対策ができることは予め準備すること。

予測できないことが発生した場合はどんな対応をするか?対応するにはどんな準備があれば良いのかを自分なりに決めておくことが安心につながりますよ。

冬も安全で楽しいドライブをしたいですよね!

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