目次
車の静電気発生の原因は?
空気が乾燥している秋冬になると、ドアを開けようとしたり上着を脱いだりすると、
「バチッ」
とあちこちで静電気が発生しますよね。
■なぜ静電気は起きるのか?
世の中のほとんどの物体(人も)は、プラスとマイナスの電気を持っています。
このプラスとマイナスの電気が摩擦によって、配列を乱したことで生じるのが静電気。
冬は特に空気が乾燥した状態になるので、摩擦による静電気が発生しやすいのです。
■車で静電気が発生しやすい状況は?
車でもっとも静電気が起こりやすいのは、乗り降りのタイミングです。
運転中に体を動かしたり、シートから体や衣服が離れる時にも静電気は発生します。
そして、体にたまった静電気は、ドアを閉めるときに放電され「バチッ」となるのです。
静電気は悪影響!大事故や病気の悪化も!
■給油中の火災に注意!
上記で述べたように、運転中は体に静電気が溜まります。
この静電気をそのままに給油すると、静電気花火が発生してガソリンの蒸気に引火する恐れがあります。
体にたまっている静電気を取り除いてから、自動車の給油キャップを開けるようにしましょう。
■病気の発生や持病の悪化も!?
「冬場に急に病気が起こったり、持病が急に悪化するのは、寒さ刺激だけでなく、むしろ静電気の蓄積によるものではないかと思います。空気が乾燥して静電気が溜まりやすく、また衣類も静電気の溜まりやすいものに変わり、長時間蓄積した静電気が血液の粘り気を増加させ、交感神経の緊張で全身の血管が縮み、著しい血行障害を起こして病気になるのだと思います」
車の静電気対策その1:車から降りる前にしたい!静電気対策方法
運転中に車に溜まった静電気をそのままに、車から降りようとすると「バチッ」とやられてしまいます。
そこで、下車時の嫌な静電気を防ぐ方法をご紹介します。
- ドアを開ける
- ドアの金属部分(窓のふち)をつかむ
- つかんだまま足を地面につける
- ドアの金属部分から手をはなしてOK
これで体にたまった静電気の放電完了です!
■詳しくはこちらの動画からどうぞ
車の静電気対策その2:食事・服・保湿などの日常生活編
■食事について
健康的な人の体内(血液)は
「弱アルカリ性」
とされています。
体が酸性化すると体内のイオンバランスが崩れ、「ドロドロ血」の大きな原因に。
これを放っておくと、静電気を起こしやすくなり、
- 動脈硬化
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- 狭心症 など…
の生活習慣病を引き起こす可能性もあります。
健康維持かつ、静電気を防止するためには、
体内を「弱アルカリ性」にしておくことが大切なのです。
■食事について
では、何を食べればいいのでしょう?
- 野菜
- 豆類(大豆)
- 芋類
- 海草類(昆布・ひじきなど)
- 魚類
- コーヒー(できればブラックで)
などをバランス良く摂ることが大切です。
また、ミネラルウォーターには、ドロドロの血をサラサラにしてくれる効果が期待できます。
水分補給は静電気を除去だけではなく、健康にもたくさん良い効果があるのでオススメです。
■静電気が起きにくい服装は?
衣類は様々な種類の素材からできていますが、素材によってプラスの電気を帯びやすいものと、マイナスの電気を帯びやすいものとがあります。このプラス素材とマイナス素材がこすれあったときに、静電気が発生しやすくなります。
「プラスとプラス」
「マイナスとマイナス」
のように、同じ性質の電気を帯電する素材であれば、静電気は発生しにくくなります。
また、綿や麻などの素材は、もともと帯電しにくいため、こすれあっても静電気は発生しません。
逆に、ポリエステルはマイナスに、ナイロン、ウールはプラスに帯電しやすい性質があります。
これらを重ね着すると、静電気が発生しやすくなります。
- ◎マイナス素材⇒アクリル、ポリエステル、アセテート
- ◎帯電しにくい素材⇒麻、綿、レーヨン
- ◎プラス素材⇒ナイロン、ウール、絹
■乾燥肌は静電気の大敵!
静電気が起きるかどうかは、肌の水分量にも関係があります。専門家によると、
「人はいろいろな形で体表面に電気を帯びるが、空気や肌が水分で潤っていれば、その水分を通して電気が空気中に放電されるので、ビリッとはこない。
逆に乾燥していると空気中に放電されにくいため、電気はカラダに溜まったままになり金属などに触れた時にビリッとくることになる。乾燥する冬場にこの現象が多く、乾燥肌の人がビリッときやすいのもこうしたメカニズムによる。」
そこで、乾燥肌の人たちに保湿クリームを塗って実験をしたところ、「バチッ」と静電気が減ったそう。
冬場の保湿ケアは、いろいろな意味で重要です。
お役立ち「静電気防止キーホルダー」BEST3
「バチッ」とくる痛~い静電気をなるべく減らしたい(特に秋冬は切実)!
そんな思いに応えるべく、今やさまざまなグッズが販売されていますが、実際どうなの?ということで、気軽に取り入れやすいオススメキーホルダーをご紹介します。
中でもオススメの3選はコチラです!
車の鍵にちょこっと付けて、さりげない静電気対策に。
■①ぺんてる 静電気除去グッズ ビーシェイプ パール&ブルー EASB3-9
ぺんてる 静電気除去グッズ ビーシェイプ パール&オレンジ EASB3-10
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先端の黒いゴム部分をドアノブ等、「バチッ」ときそうなものにタッチするだけの簡単操作。
薄型フォルムでかさばらず、携帯にとても便利です。
内側のプリントシールは交換可能で、好きな模様やデザインを入れることができます。
放電が終わると液晶に顔マークが表示されるので、分かりやすく、子どもたちでも楽しく使えそう。
■②カーメイト 車用 キーケース レジッテックミニ シルバー 静電気除去機能 NZ974
カーメイト(CARMATE) 車用 キーケース レジッテックミニ ブルー 静電気除去 NZ972
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特殊導電素材レジテックによって、静電気のショックを防ぎます。
ソフト素材でできているので車を傷つけません。
吸収した静電気でオレンジ色のランプが発光。
除電完了が分かりやすいのはもちろん、夜の暗がりでも見やすいのもうれしいポイント!
車の鍵と一緒にしていてもコンパクトサイズだから邪魔になりません。
■③カーメイト 車用 キーホルダー レジテックカラビナ シルバーxブラック NZ906
カーメイト 静電気除去機能付キーホルダー シルバー/ブラック NZ906(1コ入)【カーメイト】
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カラビナ式なので車や家の鍵を付けられ、除電もできて一石二鳥です。
車からキーを抜いてそのまま使え、スムーズな動作にストレスフリー。
こちらも吸収した静電気でオレンジ色に発光するので、除電の効果を目で確認できます。
使い方は金属部分に触れるように持ち、ゴム部分(レジテック)を鍵穴などの金属部分に付けるだけ。
お役立ち「静電気除去ブレスレッド」BEST3
一見静電気対策グッズとは分かりません。
おしゃれなブレスレットですが、実はこう見えても静電気を除去します。
日常的に身に付けられるので、生活の中でさりげなく静電気対策が実践できるのがポイント。
アクセサリー感覚で取り入れて、「バチッ」と静電気を撃退しましょう。
厳選BEST3をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
■①SHF ELEBLO ストレッチブレス ゴールデンマスタード GC-29-3
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伸縮素材なので付け心地も着脱もラクラク!
ワンポイントとしてオシャレな鈴モチーフのものの中に、静電気除去テープが使われています。
いつも身につけていられるから、毛布などの寝具や衣類からの静電気を防ぐことができます。
どんな服装にも合うシンプルなものですので、様々なファッションのポイントにも◎。
時計や他のアクセサリーとの重ねづけもオススメです。
■②静電気除去ブレスレット ELEBLO エラスティックブレス
体内に溜まった静電気を放電する糸(有機導電性繊維)を、ブレスレット内側の縫い糸に使用しました。
使い込むほどにやわらかく味が出る本革製で、いかにも静電気防止グッズという感じはまったくなく、アクセサリー感覚で使えます。
こちらも落ち着いたデザインなので、服装やシーンを選ばずに付けられそうです。
■③静電気除去 ブレスレット 10ミリ レザーブレスレット【栃木レザーCREEK使用】
革小物で人気の栃木レザーを使用したブレスレットです。
帯電防止素材糸を下糸に使用(肌に触れる部分)した存在感のあるステッチもポイント。
男性にもオススメのカジュアルなデザインと調節可能なサイズで、日常のさまざまな「バチッ」とくる静電気を防いでくれます。
カラーも様々なので、好みに合わせたカラーを選べます。
お役立ち「静電気」オススメ商品
■①静電気軽減シート パチカット
【ポイント5倍】【ママ割5倍】静電気軽減シート パチカット 大小2枚セット
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定番人気商品。
貼り直しOKの扱いやすいシールタイプです(大・小各1枚ずつのセット)。
車のドアの内側などに貼り、ドアノブに触れる前に、このシートにタッチするだけで静電気を防止します。
薄いシート状なので貼りやすく、大は車内に、小はスマートフォンなどに。
シンプル使いやすいのがオススメポイント!
■②エレガード 静電気防止スプレー 160ml
ライオン エレガード 大 (160mL) 静電気防止スプレー くすりの福太郎
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静電気の発生も抑え、ホコリの吸着も予防。
速乾性なので服を着たままスプレーでき、お出かけ前や外出先でも手軽に使えます。
静電気防止グッズといえばコレ!
ベストセラー商品です。
脱衣時のパチパチやスカートのまつわりつきなど、不快な衣類の静電気を瞬時に抑えます。
実は、車のシートに使うと降りるときの「バチッ」を防ぐことができます。
たかが静電気と思っているとコワイ、今すぐできることから対策を!
これまで、静電気の原因や対策などについて述べてきました。
単なる自然現象だから、仕方のないことだと思っているとちょっとこわいかも・・・。
静電気が体に及ぼす影響は意外にも大きいということも、お分かりいただけたでしょうか?
これからますます空気が乾燥して、静電気本番がやってまいります。
便利グッズ、食事など気軽に対策を取り入れて、「バチッ」とを防ぎながら健康も手に入れましょう!
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