免許取得歴:15年 今乗っている車種:ホンダステップワゴン ダイハツミライース(新車で購入) 車に対する思い:車はキレイに乗りたい希…
目次
まずは凍結予防!うっかり忘れたら解氷テクニックで解決!
朝、急いでいる時に限ってフロントガラスって凍っていませんか?「会社に遅刻するー!」と運転席に座って暖房をつけてもなかなか溶けてくれず、余計イライラは溜まるばかり。
フロントガラスの凍結対策で一番最強なのは、凍結をさせないこと!きちんとした凍結防止対策をすれば、凍結は防ぐことができます。
しかし、仕事や家事が忙しかったりすると、「あ!忘れた!」となる日もありますよね!
うっかり凍結してしまったら、できるだけ早くできる解氷方法で、目の前の視界をクリアにしましょう。
【JAFの実験】凍結防止対策と、凍結時の解氷方法の実験
■テスト1 フロントガラスの凍結防止対策
条件の異なる3台を一晩駐車し、フロントガラスの凍結具合を比較。
- 対策なし(凍結対策を何も施していない状態)
- 撥水剤を塗布(撥水剤をフロントガラス全体に塗った状態)
- カバーをかける(フロントガラス全体にカバーをかけた状態)
実験結果は…なんと、凍結しなかったものがありました!
それは・・・
③フロントガラスにカバーをかけたもの でした!
カバーの上に雪は積もったものの、フロントガラスに雪はつくこともなく、凍結もありませんでした!凍結予防には一番有効的な方法ですね!
続いて、②撥水剤を塗布したものは、フロントガラスは凍結していましたが、スノーブラシのスクレーパー(へら)を使用することで、きれいに凍結部分を削り落し視界を確保することができました。
やはり、①対策をしなかった車のフロントガラスは凍結し、スノーブラシのスクレーパー(へら)部分を使っても視界は確保でききませんでした。この状態だと、車を安全に運転できる状態にするためには時間がかかりそうです。
■テスト2 フロントガラス凍結時の解氷方法
凍結した2台のフロントガラスを解氷するのにかかる時間を比較。
- 解氷剤使用(フロントガラスにまんべんなく散布)
- デフロスター使用〔内気循環で、設定温度はHI(最高温度)〕
実験結果は…
- 解氷剤を使用したものは、1分ほどの短時間でフロントガラスの凍結を完全に解かすことができた。
- デフロスターを使用したものは、視界が確保できるまでに10分ほどかかった。
詳しい実験データは下記サイトからご確認下さい。
【JAF実験の動画はコチラ!】
我が家の車で実験!「解氷剤を使用せず」に、フロントガラスの解氷にどれくらいかかるかやってみました
12月中旬。山形県です。気温は0℃
①うっすらと氷が張っていました。(外観) photo by 菊地里美
②室内から見ると、外が見えないくらい凍結していました。 photo by 菊地里美
③何も使わずにワイパーうごかしてみましたが、結果、何も見えませんね(笑) photo by 菊地里美
④ウォッシャー液かけてみましたが、氷はまだ溶けず、見えないままです。 photo by 菊地里美
⑤デスフローターをつけてワイパーを動かすと少しずつ視界が確保できるように! photo by 菊地里美
ここまでで、3分くらい経過。
完全にフロントガラスの凍結が完了するまでは、やはり10分程度かかりそうです。
どうやら、寒い中、ずっと座って待っているよりも、解氷剤をシュッシュ!!としてしまった方が早いですね!
寒い時期になったら車に一本は準備しておくと、朝の通勤時、夜の、帰宅時に便利になりそうです。
【凍結編】フロントガラス凍結の犯人は誰だ!?凍結する条件とは?
冬だから…
雪が降っているから…
寒いから…
フロントガラスに付着した氷が寒くて凍結したから…
というのダケが原因ではないのです!
■「放射冷却」こそがフロントガラス凍結の犯人です!
放射冷却とは?
日中の暖かい空気を、地面は吸収して気温が上昇しますが、夜になると、今度は地面の暖かい空気は空へ放出されます。
その時に、雲があれば、地面から放射された熱は雲に吸収されますが、秋から冬、春先に多い、
- 風がない日
- 晴れている(雲がない)日
は、地面から放射された熱が、雲に吸収されることなく、空の高いところまで放出されます。
よって、暖かい空気がどんどん放出されるので、気温は下がり、朝方にかけて低温になります。
■天気予報で「低温注意報」と聞こえたら凍結の可能性大!
よく、天気予報で、冬を中心に低温に注意する旨の呼びかけが行われる「低温注意報」が発表される時は、この放射冷却が予想される場合なので、こんな時は
「車のフロントガラスが明日の朝凍る可能性があるな!」
と心構えをしてくださいね。
【凍結編】パーフェクトな凍結予防のための6つの方法
①洗車して油膜をとる(汚れたガラスが凍りやすい)
→ガラス自体が汚れている状態がNGです。理由は、氷結点(水が氷の結晶に変わる温度)は純粋な水であれば0℃ですが、何か混ざってしまっている状態(この場合は、水とゴミ、砂、油などの汚れが同時に存在している)の場合、汚れの度合いが大きいほど、氷結点は低くなる、つまり凍りやすくなるのです。
②撥水剤をガラスに塗っておく
→撥水剤を塗ったガラスは、水をはじいてコロンとまとまりますよね!ということは、ガラスとの接着面が小さくなります。ですので、
- 撥水剤を塗ったガラスは水がつきにくい=凍結した場合もはがれやすい
と想像できますね!撥水剤を使うことで、ガラスに水分をつきにくくしてくれているのです。
③凍結防止シート
→一日車を使い終わって降りる時に、外側から凍結防止シートをかけるだけです!これで劇的に凍結を予防できますよ!
④ワイパーはたてておく
凍ってしまったフロントガラス、ワイパーを動かそうとすると動かないってことありますよね。
そのまま無理矢理動かすと、
- ワイパーのゴムがはがれてしまう
- ワイパーはガラスにくっついたまま根元のモーターだけが作動し、モーターが壊れてしまう
という場合もあります。
寒い時期に入ったら、いつ凍結するかわからないので、ワイパーを立てるというのを習慣にするとムダなワイパー修理や、交換などの出費は抑えられそうですね。
⑤ウォッシャー液も凍結防止用にしておく
→フロントガラスを解かそうとウォッシャー液をかけたら、
- フロントガラスが余計凍ってしまった!
- ウォッシャー液がノズルの中で凍結してでない…
なんてこと経験したことあるのではないでしょうか?
「どうせ窓を濡らすだけだから……」と通常の水を使っている場合は、噴射した瞬間に寒さでフロントガラスが凍結してしまい、視界を悪くする危険性が増すばかりか、ウォッシャー液のタンク内で凍結し,使いたい時に使用できないという可能性もあります。
寒い時期になる前に、交換しておくことをお勧めします。
⑥(出来ることならば・・・。)駐車する場所は屋根のついている駐車場がベスト!
→車のことを考えれば青空駐車よりは、屋根のあるガレージの方がいいのは当たり前!凍結に関しても、屋根のある外気より暖かいところにおいておくことで凍結は避けられます。
上記をきちんとしておけば、朝の出勤時や、気温の下がった帰宅時に寒い思いをせず,イライラせずにスムーズなドライブが出来ることでしょう。
全て出来なくても、出来そうな項目をやっておくだけで、大分楽になるはずです!
【凍結編】おすすめ凍結防止グッズ3選!
フロントガラスの凍結防止に役立つアイテムを紹介します。
①凍結防止シート
【 2WAY 仕様 】 凍結 防止 & 日除け シート フロント ガラス 専用 ポーチ 付属 時短 厚手 軽量 リバーシブル 【I.T outlet】 MI-TOUKETU
■オススメポイント
●フロントガラス用とサイドミラー用の2つにわかれていて、それぞれ装着すればいいので装着が簡単。
●サイドミラー用のカバーは使用しない時に収納カバーにもなる優れもの!
●フロントガラス用は、室内で止めるフック、プラス、磁石がついていることで風に強く、ズレるのを防止してくれます。
●両面断熱遮光可能な両面シルバー防水アルミフィルムの二重構造タイプで、
- 強い日差し
- 雨
- 雪
- 埃
などから愛車のフロントガラスを守ります。
■使い方を簡単に紹介
【使用方法】
- 磁石をフロントガラスの上部2箇所に付けます。
- 磁石をフロントガラスの下部3箇所に付けます。
- 磁石の位置を調整して、カバーをフロントガラスがしっかりかぶせてください。
- シートが飛ばされないように、両サイドの紐を車内のハンドルなどに引っ掛けてください。
- ドアで挟み、ゆっくりとドアを閉めてください。
- 最後にサイドミラーカバーをかぶせて、ストッパーをします。
②撥水剤
スーパーレイン・X ザ・クイック耐久 8489[HTRC 3] 撥水剤
■オススメポイント
- 一度塗れば、6ヶ月ほど持つという耐久性に優れた商品。(使用状況や環境などにより撥水持続期間は異なります)。
- 一度塗りで均一な強力撥水被膜を形成
- 雨を弾き、汚れや油膜の付着を防ぐ
- 塗る面のフェルトが幅広く、ガラスの曲面や隅々までフィット。 塗りムラ・塗り残しなしで、スピーディに塗れる
■使い方を簡単に紹介
- ガラス汚れを取り除き、完全に乾かす(天気の良い日の作業がおすすめ)
- キャップをはずし、フェルト面をガラス表面に軽く当てる
- ボトル腹部を軽く押し、液を適量出しまんべんなく塗りのばす
- 5分程度乾燥させ、よく絞った濡れタオルで拭き上げて終了
③ウォッシャー液
古河薬品工業(KYK) ウインドウオッッシャー 解氷撥水ウォッシャー液 2L -60℃[HTRC3]
■オススメポイント
パッケージに書いてある通り、
- 強力解氷
- 強力撥水
- 再凍結防止
が最大の魅力であり、コレさえ揃っていれば冬のフロントガラス凍結も敵ではないのです!
また口コミにもあるように、薄めずに原液で使用すれば、「-60℃」まで凍らないという寒冷地や、寒い時期の悩みを解決してくれるウォッシャー液です!
■使い方
ウォッシャー液のタンクに入れるだけ!
【解氷編】凍ったら仕方ない…。できるだけはやく解氷する方法
解氷方法1:早さNO.1 解氷スプレーをシュッ!
ホームセンターやスーパー、薬局等でも売っているのを見かけますが、コレが一番早く、コストも抑えられるのではないでしょうか?
シュシュッと凍っているフロントガラスにかけるだけで1分もすると視界良好です!
寒い中、エアコンをつけて待っていたり、ブラシでごしごしして時間をかけるより、簡単ですよ!
解氷方法2:エコNO.1 フロのお湯
昨日の夜のお風呂の水。どうせ捨ててしまうなら、出がけにちょっとすくって、フロントガラスへかけてみて下さい。
昨日のお湯なので,温度も暑すぎず、冷たすぎず、程よく解氷できるのではないでしょうか?
お湯が熱すぎれば、冷たくなっているガラスがビックリして割れてしまうこともあります。
また、お湯が冷たければ、一瞬は溶けますが、また外気の冷たさとガラスの冷たさで凍ってしまいます。
温度は20〜40℃程度。ぬるいと感じるくらいが丁度いいはずです。
解氷方法その他:ほかにもこんな方法があります
●ブラシなどで削り取ることも可能です。しかし凍結が酷い時は、綺麗に削れないこともあるので注意が必要です。
●道具がなにもない時は、クレジットカードなどの硬いカードでこすってみるというのもいいかもしれません。その時は、ガラスにキズがつかないように慎重にしてくださいね!
【解氷編】おすすめ解氷グッズ3選
①解氷スプレー KURE(呉工業) アイスオフ 2155 [HTRC2.1]
KURE(呉工業) アイスオフ 2155 [HTRC2.1]
強力な噴射で、瞬時にフロントガラスや、鍵穴の凍結を解かしてくれます。
値段もお手頃で、車に一本あると重宝すること間違いなし!
-40℃でも解氷、再凍結防止の力を発揮できるということもあって頼りになりそうです。
②キャプテンスタッグ スノーブラシ
長さは伸縮式になっており、使わないときは短くして車内に仕舞っておけます。
柄の長いもののほうが、屋根に積もった雪を落とすのには使いやすいです。
重量は380gととても軽いので、女性の方でも問題なく雪下ろしができますね。
- 水
- 霜
- 氷
の3通りに使えます。握りやすく、また薄型に作られているので収納時もスペースを気にしません。
洗車時にはガラスのスクレーパーにも使用できるので、季節問わず活躍できそうです。
冬のフロントガラスの【凍結防止】&【解氷】人気おすすめグッズ6選!
上記で紹介した人気おすすめグッズをこちらにまとめました。
【 2WAY 仕様 】 凍結 防止 & 日除け シート フロント ガラス 専用 MI-TOUKETU
【凍結編】①凍結防止シート
前日の夜にかぶせておけば、凍結からガードしてくれます。
降り積もった雪も、シートをめくれば一発でスッキリ落ちるので簡単!
裏面に断熱シート付で夏にも使用できます。
【凍結編】②撥水剤
一度塗れば、6ヶ月ほど持つという耐久性に優れた商品です。
塗る面のフェルトが幅広く、ガラスの曲面や隅々までフィット。 塗りムラ・塗り残しなしで、スピーディに塗れます。
【凍結編】③ウォッシャー液
強力解氷、強力撥水、再凍結防止!
薄めずに原液で使用すれば、「-60℃」まで凍らないという寒冷地や、寒い時期の悩みを解決してくれるウォッシャー液です!
【解氷編】①解氷スプレー KURE(呉工業) アイスオフ 2155 [HTRC2.1]
強力な噴射で、瞬時にフロントガラスや、鍵穴の凍結を解かしてくれます。
-40℃でも解氷、再凍結防止の力を発揮できる!
【解氷編】②スノーブラシ キャプテンスタッグ
重量は380gととても軽いので、女性の方でも問題なく雪下ろしができます。
【解氷編】霜取り cretom ( クレトム ) アイスカッター スマートタイプ
水、霜、氷
の3通りに使えます。
寒い朝の出発で時間をロスしないためにも凍結防止対策をしよう!
昨日も凍っていた…
今日も凍っていた…
きっと、明日も凍るでしょう!
予測できることには、万全の準備をして、朝の忙しい時間を有意義に使いたいものですね!
日頃から出来る簡単な凍結防止対策から、安く、簡単な準備をすることで劇的に楽になる凍結防止、解氷グッツ等を紹介しました。
気になるものがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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長時間寒さの中で格闘しないために、改めて冬のフロントガラス対策をおさらいしてみました!