
【恐怖体験記!】2歳の子どもが車内に…インキー(キー閉じ込み)の原因・対処法と予防策9選
子どもがいるお父さん、お母さんは、遊びにいく時や買物、送迎などなど車を便利に使っていることだと思いますが、子供と車の鍵を車内に閉じ込めてしまったことありませんか?インキーやキーロックと呼ばれ、専門業者を呼んで車の鍵を開けてもらうことになりますが、これも日々の対策をしていれば未然に防げるのです。今回は対処法とともに、私のヒヤヒヤする体験記も掲載しますので、参考にしてください。

免許取得歴:15年 今乗っている車種:ホンダステップワゴン ダイハツミライース(新車で購…
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- 最終更新日:2019-6-14 / 投稿日:2017-1-4
目次
インキー(キーロック・キー閉じ込み)とはどういうこと?
車内に、車のキーがある状態のまま「鍵」がかかってしまい開かないことを言います。
車の中に鍵があるじゃろ?(^ω^)
わしは外におるじゃろ?(^ω^)
車はロックされとるじゃろ?(^ω^)これがインキーじゃwwww
— 変態なっとうΩ (@nattou0403) December 10, 2016
■リモコンキーではない場合(キーを車にさして開けるタイプ)の原因
原因その1:鍵を置き去りにしてドアロック
- 車内にキーを置きっぱなしにする
- 運転席を除く全てのドアを閉め、内側から鍵をかける
- 外側から、運転席のドアノブを引いた状態で扉を閉める
- すべての扉がしまりインキーになる
この方法でインキーをする方は、
「いちいちキーをカバンから出すのが面倒!」
という理由で、このような使い方をしてる人が多いようです。
原因その2:子どもがうっかり鍵を…
また、車内にキーがあり、鍵を自力で開けることが出来ない子供等が車内で内側から鍵をかけてしまった場合もインキーが成立します。
■リモコンキーの場合の原因
原因その1:鍵を車内に放置
- 車内にキーを置きっぱなしにする
- 全てのドアを閉める(鍵は閉めない)
- 時間が経つと自動でロックされる(場合があるようです)
原因その2:子どもがうっかり
また、こちらの場合も、車内にキーがあり、鍵を自力で開けることが出来ない子供等が車内で内側から鍵をかけてしまった場合もインキーが成立します。
リモコンキーの場合ボタンを押せば、ロック(施錠)とアンロック(解錠)ができますよね。
またキーを身につけていればドアノブに触れただけでロック、アンロックになる車も増えています。
現在ではリモコンキーが主流になってきたのでインキー(キー閉じ込み)は減ってきているようですが、なくなることはないのです。
自分の車がリモコンキーだから心配はないと思っていると、思わぬタイミングでインキーしてしまうかもしれませんよ!
【私のインキー体験談】不幸が重なり夏の車内に2才の娘が1時間以上置き去りに→JAFで救出
■第一部:出発前
季節は夏でした。
上の息子(4才)が幼稚園に行っている数時間、下の娘(2才)と私二人で強行日程で隣県の大きな家具屋さん(駐車場屋根付き)に家具を買いにいきました。
出発時刻は9:00。
幼稚園のお迎えは13:30。
それまで帰って来れるから大丈夫!
と高速道路を使用して無事に目的の家具屋さんへ到着。
さて、さて、早いところ買物すませるぞ〜と気合い十分です。
■第二部:買物完了→さて、帰るか!
11:30 沢山買物して、カートはパンパン。
2時間あれば幼稚園のお迎えも余裕で間に合うな!と駐車場へ向かう時になぜか、2才の娘が
「車のキーを貸して!自分で開ける!」
と、しつこかったのです。
「車のキーはなくしたり、落としたりしたら大変だからダメだよ!」
と言ったものの、あまりにしつこく、うるさいので、ついつい渡してしまいました。
パンパンのカートを他の車にぶつけないように気をつけながら、まず、後ろの座席のドアを開け
- ちょろちょろしている子供を車に乗せました
- 携帯や、財布等、全て入っている鞄を車に乗せました
- カートの荷物を全て車に乗せ終わりました
このとき、娘は車の後部座席で車の鍵を持っていました。不安だったので後部座席のドアを開けたまま、
「ママは、カート置いてくるからね。」
と、駐車した場所の目の前のカート置き場(帰りのことを考えて、カート置き場の近くに車を止めれば、遠いところにわざわざ返しにいかなくていいから便利!)にカートを返しにいきました。
そのとき、後部座席のドアが開いていて通れなかったので、完全には閉まらない程度少しドアを閉じたはずが…
実はここで半ドア状態に閉まってしまいました。
■第三部:インキー成立
気付いた時には、すでにアウトでした。
娘が、車のキーのリモコンで偶然にも「閉めるボタン」を押してしまっており、車はロック状態に。そこに、半ドア状態でドアが閉まってしまったので、完全に外からは開けられない状態になってしまいました。
うっかりドアを閉めてしまったのは私・・・
娘を閉じ込めてしまった犯人は、私です。
その瞬間、ちょっと、ヒヤッとしました。しかし、ここまで大事になるとはその時はまだ思っていませんでした。ここから長い戦いが始まりました…
■第四部:私の対処法
①自動車保険のロードサービス「インキー対応」が無料で来てくれるはずだから、電話しよう!
と思いましたが、携帯電話は車の中です。
そして、車の中に車検証と一緒に保険証券を入れていたのでロードサービスがついている保険会社の番号もわかりませんでした。
②駐車場の管理の人にJAFを呼んでもらう
携帯電話がないならば、他の人に助けを求めるしかありません。
駐車場管理の人に訳を話し、携帯電話を借りてJAFへ連絡
結果、JAFは30分程度で来れるということで一安心。
内心(JAFがくればすぐ開くだろう!)
と思っていて、この時点で私は全然焦っていませんでした。
③娘に鍵は開けられないかチャレンジ
JAFが来るまでの間、駐車場の管理の人と一緒に、娘に話しかけます。
リモコンのキーを操作できたんだから、
また「開けるボタン」押せるでしょ!
と思い、車の中の娘に話しかけますが、2才…わかりません。
次に、手動で、
「鍵のところを親指で持ち上げて!」
と頼みましたが、良いところまで行くのですが、やはり2才…わかりません。
ここで、今の私が出来ることは終わりました。
もうJAFの到着を待つしかありませんでした。
そろそろ、30分経つけどJAFは来ないし、娘には全然伝わらないし焦り始めました。
この日は夏にもかかわらず、涼しく、車に乗る前に水分補給もしていたので良かったのですが、やはり心配です。
45分経過…JAF到着
「すぐに開きますからね!」
と言って作業開始・・・。
10分…
20分…
と時間は経ちますが開きません・・・。
JAFのおじさんも汗ダラダラで頑張ってくれているのですが、開きません。
「必殺道具」投入
JAFさん。必殺道具を持ってくればすぐに開く!
と一度車に戻りました。
まだ娘はご機嫌で「いないいないばー」をして遊んでいました。
私は、娘のことも、幼稚園のお迎えのことも気になって終始ドキドキ。
車が古かった(10年越え)せいか必殺道具でもなかなか開きません。
12:30経過…
応援依頼! JAFの若いお兄さん到着
- 車は2名の青い人にカチャカチャ
- 私と駐車場の人は、娘に必死に話しかけ
通る人通る人に「なんだ?なんだ?」とジロジロ見られて恥ずかしいやら、とにかく早く開いてほしいという複雑な心境でした。
もう幼稚園のお迎えは間に合わないと、幼稚園へ連絡をいれ、息子は延長保育へ。初延長保育!(延長料金500円…)
終始ご機嫌だった娘も、疲れの色が見え始めました。
12:50 約1時間20分後、無事に娘救出
ドアが開き、無事救出。
水分補給とだっこで、事なきを得ました。
さてさて、ほっとしたのもつかの間、
- JAFへの支払い
- お昼ご飯を食べさせて
- 幼稚園のお迎え
さて、急いで帰らなくては〜
インキー(キー閉じ込み)を未然に防ぐ対処法9選
さて、体験記どうだったでしょうか?
できればインキー避けたいですよね。
ハイ!
未然に防げます!
私の体験記には、不幸が多く重なりましたが、これも日頃から危険予測をしていれば防げたのです。
1.自動車の取扱説明書の確認
→リモコンキーの場合、車によって鍵がロックするタイミングが違うようです。
車を購入したら、まずは、取扱説明書を読むことをオススメします。
2.もしもの時の、連絡先の確認
- 任意保険のロードサービス、担当者の電話番号
- JAFの電話番号
- カギ屋などの専門業者の連絡先
この3つを知っていると慌てずにすみますよ!
3.リモコン電池の交換
→せっかく便利なリモコンキーも電池が切れていれば役に立ちません。定期的な交換や、開きにくくなった時は交換しましょう。
4.キーやリモコンキーは肌身離さない
→車に乗って、自分が内側から鍵を閉めるまで、肌身離さないことをルール化するのはどうでしょうか?
絶対にインキー(キーロック)にならないかんたんな方法です。
→鞄にキーを入れるクセがある人は鞄を先に車に乗せないように注意しましょう。
5.子供にキーを渡さない
→これは鉄則ですね。いくらかわいい顔で頼まれても
- なくしたり
- 落としたり
するような子供には与えないのが一番です。
大切なものだと日々伝えることで理解するでしょう。
6.ある程度大きくなれば、手動の鍵の開け方を教えておきましょう
→自分で開けても危険でない年頃の子供には、鍵の開け方を教えておくと良いでしょう。
しかし、まだ小さいうちはいたずらして開けてしまうなど、安全性が心配なので子供の成長に合わせて教えてください。
(また、今は運転席からドアをロックできるボタンのついているものや、車内からは車が開けられないように(ドアを開けたところについているレバーのようなもの)することも出来ますので、使ってみてください。)
7.子どもと鞄は、一番最後に乗せましょう!
→ちょろちょろする子供を早く車の中に入れたいのですが、ちょっと待ってください。
今回のように
- カートを返しにいっている間にインキー(キーロック)
- 車から出てきて衝突事故
なんてこともあり得るのです。
子供は、あくまでも親と一緒に行動するのが一番なのではないでしょうか?
8.車のドアを開けたら、まず窓を開けましょう
→こうすれば、鍵がかかろうが、窓から手を入れれば鍵を開けられますよね!
9.時間に追われないスケジュールを立てる
→なにかパプニングが起きたとき、
「あー遅れる…」
という気持ちは、余計に焦りを引き出し、思考が正常ではなくなります。
いつ何が起きても、時間に余裕が持てるスケジューリングが出来ると良いですね。
全部できれば、おそらくインキー(キーロッキ)は間逃れそうです。
全部出来なくても数個毎日必ずやるクセをやっておけば、ヒヤッとする回数は減るはずですね!
JAFロードサービス出動理由の第3位がインキー(キー閉じ込み)
ロードサービス出動理由ベスト10にいつもエントリされているキー閉じ込み。その理由のほとんどは「ヒューマンエラー」が起因しています。
JAFのデータによると、平成27年度は216,211件の出動で、出動理由の約10%を占めています。いつあってもおかしくないトラブルですので、日ごろから対策しておくことが得策です。
安全、安心のカーライフのために、事前の対策を!
「ちょっとした買物」と言う日常生活から思いもよらぬハプニングにつながります。
それにムダなお金と労力を支払うことになります。
今回、私は、
- 4万円くらいの買物
- 往復の高速料金とガソリン代
- 【想定外】幼稚園の延長保育代(500円)
- 【想定外】JAF会員ではなかったので、インキー(キー閉じ込み)昼間料金13,000円程度
入っている保険でロードサービス使えたらな〜と自分の不手際にもげんなり。
みなさんは私のようにお金のかかる、無駄なカーライフにならないようにしてくださいね!
↓詳しいJAFのキー閉じ込みの料金はこちら↓

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