ご当地ナンバー人気ランキング第1位は?2017年のご当地ナンバーや取得方法も調査!
ご当地ナンバーとは、各都道府県ごとに、地域振興や活性化のために導入されているナンバープレートの地名部分のことを言います。有名なものだと「富士山」とか「湘南」とかがありますね。今回は、どのような条件であれば、取得できるのかや従来のナンバープレートから変更できるのかなどについてご紹介しています。自分の住んでいる地域にご当地ナンバーがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 最終更新日:2017-6-29 / 投稿日:2017-6-30
ご当地ナンバーって何?
今日からお前は富士山(ナンバー)だ!!! pic.twitter.com/Mgw3opZt2Y
— Takechiyo Yamanaka (@takechiyo_yam) June 26, 2017
ご当地ナンバープレートとは通称で、「新たな地域名表示ナンバープレート」のことです。
自動車に取り付けられている「地名」の部分にあたるところを原則によらず、独自の地名を用いることを言います。
従来のナンバープレートは、車を使用する住所や車庫を管轄する陸運局に届出を出し、この陸運局の地名がナンバープレートに表示されるものでした。
ですが2004年以降、ご当地ナンバーを導入している都道府県では、対象地域であれば管轄の陸運局の名称ではないものが与えられます。
□ ご当地ナンバーを導入した理由
2004年から、ご当地ナンバーが取得できるようになりました。
その理由は、
- 知名度の向上や地域振興
- ナンバープレートの枯渇問題
です。ご当地ナンバーを付けることによって、その地名が認知されやすくなります。
また他県を走行した場合など、その地域のことについて検索する人が増えたり、そのナンバーを付けたいという理由で、引越しをするドライバーもいるぐらいのご当地ナンバーもあり、地域振興の役割を担っています。
さらに、ご当地ナンバーが導入されたもう一つの理由は、ナンバープレートの枯渇問題の解消です。
自動車のナンバープレートは、ひらがなと数字の組み合わせによって、何十万通りのパターンがあります。
しかし、希望ナンバーを取得するドライバーが増えたため、人気のナンバーは抽選にするほどの人気となっています。
このような状態にあるので、ナンバーの払い出しが年々難しくなってきています。
そこで、ご当地ナンバーを導入することによって、新たに車のナンバーのパターンを確保することが狙いとされています。
2017年6月現在の、ご当地ナンバー一覧表
ご当地ナンバーの取得方法は2つ!
ご当地ナンバーを取得するには、
- 新たに車を購入する
- 従来のナンバーから変更する
この2つのパターンがあります。
1. 新たに車を購入する場合
新たに車を購入してナンバーを取得する場合、ご当地ナンバーがある地域では、特別な手続きなどは必要なくご当地ナンバーを取得できます。
2. 従来のナンバーから変更する場合
すでにナンバーを取得している車が、ご当地ナンバープレートを取得するには、変更の手続きをしなくてはなりません。
<条件>
車を使用する住所や車庫などがご当地ナンバーの対象地域でなければなりません。
ご当地ナンバーが取得できる地域に住民票があることが条件となります。
例えば、愛知県に住んでいるドライバーが神奈川県の『湘南ナンバー』を取得することはできません。
また、たとえ同じ県内でもご当地ナンバーが導入されていない地域では、ご当地ナンバーを取得することはできないので注意が必要です。
※例:宮城県仙台市に住民票がないと、宮城県に住んでいても仙台ナンバーは取れません。
<申請するところ>
車を保管する場所である住所を、管轄する陸運局へ申請しましょう。
<必要な書類>
- 車検証
- 印鑑
- ナンバープレート
- 申請書類(※運輸局で準備します)
この4つを持って管轄する陸運局へ行き提出して、新しいナンバープレートを所得します。
<変更費用>
変更にかかる費用は、申請する都道府県によって変わる場合があります。
普通自動車で、1,500円前後のところが多いようです。
希望ナンバーにしたい場合は、また別で手数料がかかります。
ご自身の地域はどうなのか、変更前に確認しておきましょう。
人気のご当地ナンバーランキング!
「保険の窓口インズウェブ」が実施したもので、「かっこいいと思うナンバーはどこですか?」というものがあります!
実際にどういった地名が人気なのか、3位まで見ていきましょう。
1位『湘南』
ご当地ナンバープレートが導入されてから、不動の人気となっている地名です。
おしゃれな街としてのイメージが強く、海岸線沿いをかっこよく走っている印象があるようです。
この地域に憧れを持っている人は多く、今ではブランド化しています。
私の友人も湘南ナンバーが欲しくて、わざわざ湘南に引っ越すほどです!
2位『品川』
東京都の港区や中央区などの地域が、この品川ナンバーです。
都会的なイメージがあり、お金持ちな印象を受けます。
3位『富士山』
日本一高い山であり、日本の象徴でもある富士山がそのままナンバーになっていることが人気の理由でしょうか。
富士山と合わせて「・223」や山の高さをナンバーにした「3776」と言うものを取得するドライバーが多くいます。
追加が検討されているご当地ナンバー
ご当地ナンバーを新たに追加するには、
- 一般的に認知された地名であること
- 複数の市町村の集合であること
- その地域に登録されている車の台数が10万台以上あること
が条件となります。
この条件を満たすことで、新たにご当地ナンバーとして加わります。
ですが、最近では「その地域に登録されている車の台数が10万台以上であること」という条件を満たしていなくても、地域振興に重点をおいたものであれば、申請可能となりました。
新たに追加したいとして上がったご当地ナンバーは、復興支援や地域活性化のために『三陸ナンバー』や2016年のサミットを機に『伊勢志摩ナンバー』などがありましたね。
このようなことで、復興支援や地域振興に貢献できることは素晴らしいことです。
一度自分の住んでいる地域にご当地ナンバーがあるのか、調べてみるのもいいかもしれませんね。
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