ここ数十年で自動車はどこまで進化したの?
昔の車と今の車とでは、技術面や安全性能が向上し、大きく進化しています。 便利で環境に優しい車になり、私たちドライバーは快適に走行することができます。 より快適に走行できるようになった車は、昔と比較してどのような部分が進化したのでしょうか。また、逆にあまり進化していない機能も見ていきましょう。 さらに、今見てもカッコイイ車も紹介しています。 究極にカッコイイ車はいつ見ても色褪せませんね。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2018-4-4
進化した車の機能とは
1.エンジンの掛け方
昔の車は、エンジンをかけるのに鍵を差し込んで回すものでした。
しかし、今ではプッシュ式の車が増え、鍵をわざわざ差し込んで回す必要がなくなりました。
キーを持って、ボタンを押すだけなので簡単になりましたよね。
鍵穴に差し込む際、暗闇ではなかなか差し込み口が見つからず、エンジンをかけるのに手間取ったり、鍵自体が破損してうまく鍵を回せないなどの様々なトラブルがありました。
今は鍵を携帯しておけばいいので、非常にスムーズにエンジンをかけられます。
2.シフトレバー
シフトレバーは、ゲート式などでレバーと上下左右に動かすことによってシフトチェンジをします。
しかし近年では、プリウスに搭載されている一度のノックでシフトチェンジができるものへ変化しました。
↑上記動画、2:10~クルマの発進方法として、シフトレバーの操作方法がでてきます。
まだまだ多くの車種は上下左右に動かすシフトレバーを採用していますが、これから発売される車種には、このシフトレバーが装備されていくのではないでしょうか。
ただ、この新しいシフトレバーに慣れていないと、誤って違うシフトに入れてしまう可能性があります。
バックに入れたつもりなのになぜか車が前進して追突…という事故も多発していますよね。
レバーがどのシフトに入ったのか感触があまりないのも原因の一つだと言われています。
スマートで先進的な操作性ですが、安全面についてもう少し改良が必要かもしれません。
3.安全性能
運転支援システムや自動ブレーキなど、昔の車にはなかった機能が装備されるようになりました。
昔の車にも安全を意識した装備は幾つかありましたが、現在では比べものにならないほど高性能なものとなっています。
また、事故が起こってしまった後の安全も向上しています。
これまでは車内の人を守るためのエアバッグでしたが、今では被害者の安全も考慮され、車のボンネットにもエアバッグが装備されるようになりました。
↑SUBARU車のインプレッサが搭載している歩行者保護エアバッグの動画です。
さらには、車載器と連動して事故と判断した場合に、自動でオペレーターに接続されるサービスも登場しています。
事故による衝撃発生を知らせるデーターが自動で送信され、専任のオペレーターが事故の初期対応に必要なアドバイスをしてもらえます。
負傷者がいる場合には、救急車の手配などもサポートしてくれる優れものです。
安全性能に関して、非常に便利になっています。
4.パワーウインドウ
今は車の窓を開ける時、ボタンを押して開け閉めを行っていますが、昔の車はドアに取り付けられたハンドルをクルクル回していました。
今では、フロント・リアのすべての窓を運転席で操作できるのでとても楽になりましたよね。
少し車内の空気の入れ替えをしたいと思っても、全ての窓のハンドルをクルクル回して開けなければならなかったので非常に大変でした。
車内は空気がこもりやすいですから、これはとても便利になった進化ポイントだと思います。
昔の車から変わっていないところは?
1.ハンドルの形
ハンドルのデザインは、昔から『丸』です。四角や三角になったことはありません。
大きさや太さは、いろいろ変化がありましたが、ハンドルそのもののデザインは変わっていません。
ハンドルが丸な理由は、ハンドルを回す際に持ち替えが必要ですので丸だと扱いやすいこと、また、操舵のしやすいさからだそうです。
車を作った時から、丸のデザインですから、すでに完成形だったんですね。
最近では、ハンドルの下部分がまっすぐになっている『Dシェイプ形』というものも登場しています。
『D』の文字を倒したみたいな形ですね。
2.ワイパー
ワイパーも右から左、左から右へと動くことによって、視界を確保してくれています。
このシステムも昔から変わらず大きな変化はありません。
ワイパーの素材は様々変化がありましたが、ワイパーを動かして水を弾く動作は変わっていませんね。
もし、ワイパーを使わずに水を弾くシステムが開発されたら、非常に大きな発見且つ視界を邪魔するものがなくなるので安全運転にも繋がりそうです。
3.ウィンカーレバー
ハンドルに取り付けられた、ウィンカーレバーもあまり進化していません。
レバーを上下に動かして、合図を出すことに変わりはありませんね。
レバーの感触やレーンチェンジなどの機能が追加されることはありますが、基本的なものは今も変わっていません。
今でもカッコイイ昔の車
進化をし続ける車ですが、今でも昔のカッコイイままのボディを保つ車種も当然あります。
近未来的なデザインも魅力的ですが、あえて少し前のデザインの車を選ぶのも良いですよね。
□ トヨタ 2000GT
1960年代に誕生した、トヨタの名車『2000GT』。
https://twitter.com/TOYOTA_PR/status/938241591315128320
非常にこだわりが感じられるボディラインは、今見てもかっこいいですね。
ただ、開発にコストがかかり300台ほどしか生産されず、現在では1億円を超える金額で落札されるなど人気が高い車種となっています。
□ ケンメリスカイラインGT-R
日産のCMに登場する「ケンとメリー」がスカイラインに乗り日本各地を旅行するといったものから名付けられました。
ケンメリって何?という方に。1973年当時のスカイラインのCMに登場するカップルの名で、撮影地の北海道美瑛町には「ケンとメリーの木」というポプラが残っており、今でも人気のスポットとなっています。スカイラインは「デートカー」のはしりだったんですね。意外でしょうか?
— 日産自動車株式会社 (@NissanJP) August 18, 2010
ケンメリGT-Rは最初の4か月しか販売されず、非常に希少な車種です。
特徴的なフロントグリルがカッコよく、今見ても惚れ惚れします。
□ いすゞ117クーペ
トラックメーカーであるいすゞが製造したいすゞ117クーペ。
べすぱぁさん117クーペ。この車に乗せてもらって自美研ミーティングに参加してました。
シートがフッカフカです♪ pic.twitter.com/IbsIg4Eal4
— たにみず (@renesis3629) April 1, 2018
非常にシャープなボディラインと四角いフロントグリル、その中に設置された四つ目のヘッドライトが美しいですね。
「無個性な車は作らない」といういすゞからつくられた走る工芸品です。
今見ても、レトロでかっこよく、個人的には一番好きなデザインです。
まだまだ進化を続ける車に期待!
今と昔とでは、技術的な面で非常に進歩しています。
年齢によっては、見たこともない昔の装備もあったかもしれませんね。
どんどん便利で使い易いものへとなり、技術の進歩を体感することができます。
これからも装備や安全性が進歩していき、安心して乗れる車になることに期待したいですね。
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