品質も安心で安い!おすすめのガソリンスタンドは、セルフ、激安店、高速道路?いったいどれ?
ガソリンスタンドに表示してある価格は日々変わり、それぞれ似たような金額が提示されています。その中で、いかにお得に1円でも安いガソリンを選ぶかは、選ぶ基準や方法をきちんと持っていないと、実際に走りながら、あちこち見てチェックしなければならないので大変です。そして、よそ見が多くなるので危険でもあります。 そんな時、ガソリンスタンドの営業形態や、営業方法の傾向が分かると、安いガソリンを給油できる機会を増やせます。そのガソリンスタンドの選び方や見分け方、注意点をポイントをしぼって紹介します。
今乗っている車種:MINI…
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- 最終更新日:2019-2-22 / 投稿日:2016-6-24
目次
やっぱり確実!安心!【セルフサービス式】のガソリンスタンド
セルフスタンドで、給油をすべて自分でするのは、作業もわからないしガソリンも怖い、とトライ出来ずにいる方もいらっしゃると思います。
でも、コツをつかんでしまえば簡単です。欧米ではセルフ式が一般的なので、初心者から高齢者まで誰でもやっている事なのです。
セルフだと1リットルあたり約3円ほど安くなる!
途中で最近オープンしたセルフスタンドで給油
ハイオクでこの価格は安いです(^-^) pic.twitter.com/6zzI2bIDr0— 紅加越@5thDay2 (@kurenai_kaetu) November 26, 2016
有人式のスタンドよりも、人件費などの経費がかからないため、1ℓあたり3円程安い所がほとんどです。
でも、安心してください!スタッフさんはかならず1人は常駐しています(法律で決まっているため)。
給油をしてもらうことはなくとも、機械の使い方から給油の仕方まで、全て教えてもらう事が出来ます。
最近行きつけのガソリンスタンド推し変して…
行ったらめっちゃスタッフいて
声も出てて誘導してくれて
給油前なのにティッシュ3箱くれた
親切丁寧でセルフスタンドとは思えないくらいの場所でしたw97円とか安い\(^o^)/
エネオスです。— だいちご (@daichan0513) February 26, 2016
そして、給油の機械はお店によって若干の違いはありますが、給油方法に違いがある機械は、多くても7種類程度です。
一般に良くあるタイプは3種類程度なので、一度覚えてしまえば大丈夫です。
もし珍しい給油機だったとしても、やはりお店の人に説明してもらって使う事が出来ます。
営業方法の違いで出て来る単価の差は意外と大きいので、利用しない手はありません。
2014年の調査では、セルフ式のスタンド数は9,530で、全ガソリンスタンド数に占めるセルフの割合は24.8%です。
まだフルサービスよりも少ないのですが、割合は毎年増加しています。
参考:石油情報センター
高速道路のSAでガソリン代を抑える方法がある!?
■高速道路のガソリンスタンドは「高い」イメージがありませんか?
高速道路のSAに隣接しているスタンドで初めて給油をした。ガソリンが@144円とえらく高い事を知ったので、一般道で給油してから、運転しようと心に決めた。
— ゆぅ〜〜けん (@you_suke2003) February 10, 2017
@YoshitoGS 高速道路のガソリンはすげー高い、という印象が強くて。あとIC近くのスタンドも高めかな。
— 歩く栗原祥光は3.12FSW (@Walker_KURIHARA) November 14, 2016
確かに、高速道路を走っている台数は一般道より少なく、ガソリンスタンドを使う台数もやはり少ないので、経営面から高値が設定されている傾向はあります。
しかし、高速道路のガソリンスタンドは、各高速道路株式会社の下請けなどがテナントとして展開しているので、一般道路沿いで展開されているガソリンスタンドの様に、日々の原油取引価格をリアルタイムに反映して独自の価格設定をする事は難しいのです。
■実は、日によっては一般道よりも安い日があるんです!
日本全国の全燃料販売価格を調査している(財)日本エネルギー経済研究所の一機関である「石油情報センター」が、全国の販売価格を週1回月曜日に調査し水曜日に発表しており、高速道路のガソリンスタンドは、その平均価格を基に1週間毎に価格改定をしているのです。
2008年以降は原油価格の高騰で上限価格設定がなくなったため、一般道と高速道路での価格差はあまり出なくなりましたが、原油価格が日々乱高下している場合、日によっては高速道路のガソリンスタンドの方が価格が安い日もあるのです。
経済通の方には、こういう差を利用してガソリン代を抑える手もあります。
ただ、近年増えたスマートICなどで、給油後に高速道路に乗らずに戻るのは、逆走になるので危険です。
あくまでも、高速道路利用時に給油する方法で利用しましょう。
激安ガソリン店は安心なの?安さの秘密は?
1リットルあたり5円以上安い激安店!品質は大丈夫?
場所により、周辺のガソリンスタンドより1ℓあたり5円以上安い激安店が存在します。そして、それらのお店には「水を混ぜている」などの悪い噂がちらほらあったりします。
しかし、実はガソリンは「生鮮品」なので、ノーブランドのガソリンスタンドであれば製油会社系列でないため仕入れのしがらみがなく、他の系列系ガソリンスタンドが捌き切れなかったガソリンを「転売」形式で安く仕入れている場合があるのです。
とは言え、過去にはガソリンに灯油を混ぜて販売した業者が摘発されたり、ハイオクにレギュラーを混ぜて摘発された業者も存在します。この見極めが難しいところです。
ハイオク指定の車は激安店は避けたほうが無難です。
乗っている車がハイオク指定の場合、激安店で給油してみる事はお勧めできません。
また、ハイオク指定の車にレギュラーを給油する事もお勧めできません。
給油して直ぐにエンジンが壊れる事はありませんが、時間が経つとじわじわと故障していきます。
こんな症状が出たら、品質に問題アリの可能性大!
また、レギュラー指定の場合、ハイオク指定の車よりは、混ぜ物があっても影響は出にくいですが、次の3点が起きた場合は、混ぜ物の可能性があります。何かを混合してある場合の現象としては、
- アイドリング中に電動ファンが頻繁に動き、冷却水の温度がいつもより高くなる
- 加速力が落ち、燃費が悪くなる
- アイドリング中にエンジンの振動が大きくなる
という現象です。
これらが該当した場合、その激安ガソリンスタンドを継続して利用するのは避けましょう。 この見極めが出来れば、その激安ガソリンスタンドは、経営努力の価格であるか判断できます。
さらに節約したいときはこんなポイントもチェック!
ガソリンスタンドが過密しているエリアを狙おう!!
価格競争が激しいエリアでは、3~10円安くなることも!
飲食店でもそうなのですが、ガソリンスタンドも乱立している過密エリアでは、価格競争が激しくなりやすく、他地域より安くなっている事が多いです。近年は、2008年の原油価格高騰以降、ガソリンの価格安定のために、国の備蓄開放で価格調整を行ったりしていますが、販売時には全国規模で約3~10円程度の価格差は発生しています。
沿岸部が安く、内陸部は高い!?ってホント?
また他の傾向としては、沿岸部や大型車両の通行が多い地域は価格が低く、内陸部で価格が高くなっている傾向もあります。これは、農産品でも同じ事が言えるのですが、商品には輸送費が影響してくるので、ガソリンの場合、石油プラントのある沿岸部地域が特に安くなり易いのです。
大型車の給油が可能なスタンドかどうかもチェックポイント
そして、大型車の給油が可能なガソリンスタンドは、大きなタンクを備えており、在庫として保有できるガソリンが多いので、大量購入の恩恵で安値を提示している場合が多いです。 この傾向を知っておくと、日々の給油だけでなく、遠出の時の給油タイミングを考えるのにも役立ちます。
毎日のガソリンの価格の推移がグラフで見ることができます。
全国のガソリン価格の口コミ情報を見ることができます。
価格も品質も安心なお気に入りのスタンドを見つけましょう
近年ではナビゲーションシステムやネット上の地図に、リアルタイムに現在地周辺のガソリンスタンドとその単価を確認する事が出でき、安いお店を探す事は簡単になりました。
しかし、生鮮食品と違い、ガソリンの質は見ても分かりません。
今回、ガソリンスタンドの経営形式や、しがらみなどの裏話も織り交ぜご紹介しましたが、日々運転している時にはなかなか気にしない部分なので、違う視点からガソリンスタンドとその単価を見る事が出来るのではないでしょうか?
自分なりの、お得なガソリンスタンドの選び方見つけてみて下さい。
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