【初心者・ペーパードライバー向け】5つのポイントであなたの「運転苦手度」をチェック!運転の癖を見直し苦手克服しよう!
車の運転が苦手・怖いと感じていませんか。駐車が苦手、右折が苦手。そもそも運転すること自体が怖い という方のために、一体どんなことが原因で苦手や恐怖を感じているのか具体的にご紹介します。また、克服方法も合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。また、苦手・怖いと感じるドライバーを対象としたJAF主催のセーフティトレーニングも紹介しています。
免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2017-7-14
目次
まずは5つのポイントであなたの「運転苦手度」をチェック!
運転免許を取得したけど、なかなか運転に慣れず苦手意識や怖いと思っていませんか?
どのようなドライバーが苦手意識や恐怖感を持ってしまうのか、特徴を見ていきましょう。
もし、この特徴に当てはまってしまう場合は要注意ですよ。
1.焦って運転してしまう
何かに追われているかのように、焦って運転していませんか?
「早く行かないと後続車に迷惑かかってしまう」や「自分が渋滞を作ってしまわないか」など、他人に迷惑をかけたくないあまりに焦って運転してしまうと恐怖感が増してしまいます。
このような状態あると必然的にスピードは出てしまいますから、運転が余計に怖くなってしまいます。
2.車両の大きさがわからない
自分が運転してくる車がどれぐらいの大きさなのか分からない。
いわゆる「車両感覚がない」と言われるものです。
「車の先端がどのぐらいあるのか」や「車の幅はどれぐらいあるのか」などが身についていないと駐車する際や細い道を通る場合に車をぶつけてしまいます。
車の大きさが分からないことから恐怖心が生まれ、運転が苦手に感じてしまいます。
運転席から見て、どれ程の距離まで車両があるのか、運転に慣れて覚える必要がありますね。
3.ブレーキを何度も踏んでしまう
スピードが出始めたり、先行車との車間距離の感覚がわからず、何度もブレーキを踏んでしまうドライバーは要注意です。
必要以上にブレーキを踏んで、車がカックン、カックンなるので同乗者は車酔いしてしまいますよ。
また、あなたがブレーキを踏んだことにより、後続車もブレーキをかけます。
これがかなり後方の車まで伝わると渋滞の原因にもなりますから、エンジンブレーキをうまく使い走行するようにしましょう。
4.ミラーで周囲の確認ができていない
前方のみに集中してしまい、ミラーを使い周囲の確認ができないために恐怖を感じる場合があります。
車を運転している時は、ざまざまなことに注意をして、さらにはウィンカーを出したり歩行者がいるか自転車はいないかなどの確認も多く必要です。
例えば、車線変更のとき、横から急に車が割り込んできた際に焦って急ブレーキをかけてしまい、周りに迷惑をかけてしまった なんてことはありませんか?
駐車や曲がるとき以外にもミラーの確認が必要ですので、視野を広く持って運転することが大切です。
5.とにかく運転が疲れる
目的地に着いたらヘロヘロで疲れ切っている人は要注意です。
運転に集中しすぎて、事故を起こさないようにと神経を尖らせ、ガチガチに緊張して運転しているため、疲労感たっぷりになります。
車を運転する際は、ある程度の緊張感は必要ですが、疲れすぎて何もしたくない状態になってしまうのは危険ですよ。
また、「他の車に迷惑をかけたくない」や「後続車がいて、ゆっくり走りたいのに走れない」などといった恐怖心から運転を楽しむことができずストレスを感じてしまうことも疲労の原因でもあります。
落ち着いて、気持ちに余裕がある運転を心がけましょう。
運転が苦手・怖いと感じるドライバーの癖と克服方法
車の運転の『癖』を見直すことで苦手意識や恐怖を感じなくすることができます。
では、どのようなクセがあると良くないのか見ていきましょう。
□ ウィンカーを出すタイミング
左右に曲がるときは、必ずウィンカーを出しますよね。
しかし、運転が苦手・怖いと感じるドライバーは、運転以外の動作に余裕が持てずウィンカーを出すタイミングが遅れがちです。
運転が苦手・怖いと感じるドライバーは
- ブレーキを踏む
- ウィンカーを出す
- 曲がる
この順番でカーブを曲がって行きます。
ですが、この順番ではなく
- ウィンカーを出す
- ブレーキを踏む
- 曲がる
この順番で曲がるように心がけましょう。
ウィンカーを先に出し、早めに曲がる意思表示をします。
このように後続車のドライバーへ意思表示が早ければ、あとはゆっくり曲がるだけなので、焦らずコーナーリングできます。
曲がる直前にウィンカーを出してしまうと、確認やハンドル操作、ブレーキなどたくさんのことを同時にしなくてはなりません。
先に合図を出しておけば、後続車の判断が遅れてしまって追突される心配もありませんからね。
さらに、苦手・怖いと感じるドライバーは、このようなたくさんの動作をする際に、恐怖心からブレーキを多く踏んでしまう傾向があるので、どういう動作をしたいのかを先に周囲へ伝えてからブレーキを踏みましょう。
□ 自分が走っている状況を把握
運転が苦手・怖いと感じるドライバーは、周囲の確認ができていないことが多いです。
走行中にルームミラーやサイドミラーで周囲の確認をどれぐらいしていますか?
怖くて前方から目が離せない!という方、ミラーを使って周囲の状況を把握しておくと、逆に恐怖感がなくなりますよ。
「今自分がどのような状況で走行しているのか」「後ろには車がいるのか」「左右に車があるのか」など、どのような位置関係にいるのかを知っておくだけで安心感が出てきます。
周囲を把握しておらず、突然割り込まれたら恐怖を感じますし、事故の危険も高まります。
このようなことがないように、周囲の状況を知っておくことも重要ですよ。
□ 速度を一定に保つ
「先行車について行かないと他の車に迷惑がかかってしまう」などという気持ちから、前の車に合わせて加速や減速を繰り返していると「追突してしまわないか...」という方向に意識がいってしまい精神的に疲れます。
運転に苦手・怖いと感じるドライバーは、スピードを落とし車の速度を一定に保つよう心がけてください。
先行車のスピードに合わせるのではなく、決められた速度で走るようにすると、安心感が生まれますからね。
先行車や後続車を気にするあまり、余計な不安を生じさせてしまうことは避けましょう。
抜かされたりしても気にせず、法定速度の通りに走ることが一番です。
□ 駐車の苦手意識をなくす
苦手・怖いと感じるドライバーの多くは『駐車』が一番怖いと言います。
「停まっている車に当ててしまわないか」や「早く入れないと迷惑がかかる」などという気持ちから、焦ってしまい上手く駐車ができないのです。
駐車ができないから運転はしない…という人も結構いますよね。
駐車に関しては落ち着いて行うことも重要ですが、克服するには反復練習が一番いいです。
広い駐車場を利用して、どのような角度で侵入したら良いかなどを何度も練習する必要があります。
駐車は運転技術の中で一番難しいですから、自然と身につくものでもありません。
何度も練習をし、体に覚えさせることが大切です。
JAFが主催しているセーフティートレーニングで運転の基礎が学べる
運転技術の向上には『慣れ』というものが必要になります。
ほぼ毎日運転しているドライバーと年に1回しか運転しないドライバーとでは、運転技術に大きな差が生まれます。
ほぼ毎日運転しているドライバーは車の運転に慣れがあるため、苦手意識や恐怖心はありません。
ですから、このように運転の『慣れ』を身につけることが必要になります。
そこで、免許を取得してから運転を全くしてこなかった方などを対象にJAFが行っている『セーフティートレーニング』というものがあります。
これは、運転に欠かせない基本姿勢や動作などを再確認する講習会です。
忘れてしまった運転操作を丁寧に教えてらえるので、苦手・恐怖心を克服するには最適です。
また、自分の車を使用して講習を受けられるので、車の違いによる感覚のズレもなくなるのもいいですね。
自分の運転を見直して、車への苦手意識を克服しよう
運転が苦手・怖いと感じるドライバーの多くは、自分の技術不足を知っているからこそ、周囲に迷惑をかけないようにという気持ちが大きくなってしまい、焦って運転をしています。
焦りは様々な事故を起こしてしまうだけでなく、自分をうまくコントロールできなくなります。
周囲の状況は把握しつつも、周りのドライバーがどう思っているかを気にしないことが一番です。
また後続車に煽られたとしても、法定速度を守り、安全運転をしている以上取り締まりを受けることもありません。
罰金や罰則などもないのですから、落ち着いて自分のペースで運転し慣れることが苦手・恐怖を克服する一番の近道ですよ。
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