
輸入車を購入するなら知っていたほうがいい3つのこと。MINIに乗ってわかった維持費なども紹介!
輸入車は故障が多いから、維持費がかかるから購入にあと一歩ふみこめない…と思っていませんか?確かに10年乗っても壊れないように作られている日本車の耐久性の高さと比較すると、壊れやすいと印象を持つ方も多いようです。輸入車の故障についての実態や、また故障した場合の費用など、購入する前に知っておきたいポイント3つを紹介します。実際に輸入車に乗っている私の意見も参考にしてみてください。

免許取得歴:6年 今乗っている車種:MINI クロスオーバー クーパーS(新車で購入…
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- 投稿日:2018-9-14
目次
輸入車を購入するなら知っておいたほうがいい3つのこと
私が今乗っている車はMINI クロスオーバーです。
購入から5年経ちますが、大きなトラブルもなく快適に乗れています。
ただ、一般的には輸入車は壊れやすいというイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?
今回は、実際に新車の輸入車を購入して乗ってみて感じた、輸入車を買う時際にこれだけは事前に知っておいたほうがいいな!という「3つのポイント」をご紹介します。
- 輸入車に乗っているとかかる維持費
- 中古の輸入車を買う時の選び方に注意
- 国産車に比べると壊れやすい車もある
こちらの3つは知っておくと良いですよ!詳しく説明していきます。
1.輸入車に乗っているとかかる維持費
□ 税金はサイズの大きな車・アメ車は高い傾向
輸入車だからということで税金が高くなることはありません。
ただし輸入車の場合、排気量の大きいものが多いことと、重さが重いと重量税が高くなってしまうことがあります。
自家用乗用車は車両の重さ0.5トンごとに税額が変わります。
日本の車は、燃費性能を重視して開発してきた歴史もあるため、車の軽量化の技術や工夫の評価が高いです。
そうした日本車と比べると、輸入車は同じようなボディサイズでも車両自体が重い可能性があります。
そうなると重量税は高くなりますし、排気量に応じて自動車税も高くなります。
輸入車の中でも特にアメ車は車両が大きく排気量も大きいため、税金が高くなる傾向にあるといえます。
□ 消耗品・車検代が高い
エンジンの消耗品の交換や車検費用が国産車と比べると高くなります。
まず、消耗品に関してはオイルやタイヤなど部品が輸入品になることが多く、安くは手に入らない場合が多いです。
https://twitter.com/MTS28888801/status/1017902829346828288
ものによって、部品だけで30万円するとのこと。。。
輸入車は日常的にかかる費用が国産車よりかなり高いことを想定して購入することをおすすめします。
車検は、法定費用の部分は日本車と変わりありませんが、車検時の整備にかかる費用が国産車より高くなる傾向があります。
輸入車の整備費用は交換する部品も高いことと、整備するための整備工場側のコストがかかるため、国産車より少し高めに工賃の見積もりが出されると思っておきましょう。
2.中古の輸入車を買う時の選び方に注意
中古の輸入車は「認定中古車」と「中古輸入車」があるということを理解しておく必要があります。
中古の輸入車を購入する場合、「認定中古車」か「中古輸入車」のどちらかから選ぶこととなります。
- 認定中古車の場合…メーカーが消耗品の交換を行い、メンテナンスが行われている
- 中古輸入車の場合…消耗品の交換は行っておらず、洗車や点検程度
認定中古車は急なトラブルや車検で大幅な費用がかかることはありませんし、品質保証もされています。
中古輸入車は、購入してすぐに故障したり何らかのトラブルが起きる可能性が高いです。
一方で、価格に関しては中古輸入車の方が安く購入できます。
私としては修理で費用がかかる可能性があり、その費用が事前にわからないことを考えると、初めて輸入車を買うのであれば認定中古車の方がオススメです。
3.国産車に比べると壊れやすい車もある
輸入車は壊れやすい?
輸入車は壊れやすくて、修理部品も高くて大変というイメージはありませんか?
https://twitter.com/Bjj71/status/1038662896496988160
この『輸入車が壊れやすい?』というイメージは、日本の車との対比でそう思われているという側面もあります。
たしかに国産車はしっかりと車検やメンテナンスをすれば、『10年・10万キロ乗っても故障なし』の場合が多いですよね。
古い車も海外に輸入されて何年も乗ることが出来るとも聞きますよね。
日本と海外では、メーカーの車作りに対しての認識が大きく違います。
海外では「車は壊れるもの」「壊れたところを修理して乗る」といった認識ですが、日本では「故障することなく、できるだけ長く乗る」ということが当たり前になっています。
そうした背景もあって日本車と比べてしまうと、輸入車は場合によっては壊れやすいかも知れません。
でも、そのメンテナンスも楽しめるような方が輸入車を楽しむことが出来る人なのかも知れませんね。
車の寿命についてこちらの記事でも紹介しています。
日本の四季に耐えられない?環境に影響されるパーツは注意
輸入車が壊れやすい理由に、環境の問題があります。
日本は気温が35℃を超える灼熱の時期から、マイナスの気温になる地域もあるため、国産車は日本のどの地域で使用しても耐えられるように設計されています。
海外には、日本のように四季がない地域もありますから、日本車に比べて雨に強くない車種や暑さに弱い車種があります。
そのような車を四季のある日本で走らせるわけですから、当然トラブルは起きてしまいます。
特に輸入車の場合、環境の影響を受けやすい電気系統やゴムパーツは壊れやすい印象です。
壊れにくいと言われている輸入車
新車購入から37~54ヶ月が経過したユーザーを対象に、177もの項目で直近1年間の不具合が無いかどうかの聞き取り調査を行ったというデータを見つけました。
J.D. Powerという調査・コンサルティング会社が日本で実施したものだそうです。
54ヶ月というと5年弱のデータですが、ベンツが数値上は評価が高く、フォルクスワーゲンは耐久性としては厳しい結果となっていました。
詳しいランキングはこちらのサイトにあります。
ベンツは耐久品質調査で優秀な結果に!
ランキングを見ると、国産車ではトヨタ・レクサス・ホンダがトップ3で、ベンツが日本のスズキや日産よりも耐久性があるという数値になっています。
価格の高いベンツですが、最近では乗り出し価格も安くなっている型式もあって人気ですよね。
BMWはランキングでは低め
ランキングでは下のほうにあるのですが、以前私が乗ってみての印象としては、BMWは壊れないというものです。
確かに消耗品の値段が少し高くなってしまいますが、その他に大きな故障はありませんでした。
輸入車を購入するときには「故障はつきもの」と考えよう!
輸入車は昔と比べて、故障の頻度が少なくなったと言われています。
実際に乗っている方の感想でも、故障はほとんどないという方もいます。
11万キロ突破しましたが、ほぼトラブル無しです
輸入車が壊れるというのは過去の話なのかもしれません(笑)そろそろ車高調を入れようと思ってますが、どこの車高調にしようか悩みどころですね…
僕のアライメントは測定器を使わない目ライメント方式ですが車検に通るレベルでバッチリ出ますw pic.twitter.com/f9VbzsKqAy— ワルノリおじさん (@wrnr_racing) July 20, 2018
ただし、国産車と比べると小さなトラブルがあると聞かれるのもまた事実です。
メンテナンスレスで乗れる国産車とは全く別なものと考えるといいかもしれませんね。
壊れたのではなく、部品の交換時期になっただけという意識で、メンテナンスも含めて車を楽しみましょう。
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