車のフリマサイト「クルモ」の評判
2017年7月4日、GMOカーズ株式会社は、クルモ(culumo)というフリマサイトを新たに開設しました。
クルモは中古車の個人間売買ができるフリマサイトです。
気になる評判を調べてみました。
参考:中古車フリマサイト「culumo byGMO」を提供開始 | GMOクラウド株式会社
クルモはどんな仕組みか?
クルモは個人が所有する中古車を個人間で売却・購入できるサイトです。
業者を通さずに売買するため、中間マージンがかからず業者手数料が不要で、消費税もかかりません。
そのため売る側は高く売れて、買う側は安く買えることがいちばんの魅力です。
売却の流れはおよそ5つのステップ
①まずは会員登録をします。
※登録料は無料
②売却したい車をサイト上で「カンタン出品」します。
車の写真・メーカー・車種・価格情報・取引プランを入力するだけでカンタンに出品できます。
②ー1こだわり出品
出品後により詳しい車の情報や、自己点検情報などを追記することができます。
追加料金は不要です。
③購入希望者とのやりとり・質問への回答
中古車購入の希望者が、あなたの愛車に興味を持った場合、直接コンタクトを取る形になります。
質問などが来たら、回答をしましょう。
④落札・成約
クルモのサイト上で、購入を行う
または
ヤフオクを利用した場合はヤフオク上で落札された場合
成約となります。
【注意】
成約後のキャンセルは原則不可と記載されていますので、気をつけましょう。
納車した後でトラブルにならないために、成約後に新たに、最新の車両状態や契約内容を購入者に通知します。
⑤売買の手続きへ
購入者が内容に同意することで、手続きをさらに進めていくことができるようになります。
クルモの特徴:有料オプションでヤフオクにも出品可能
クルモだけでなくヤフオク!にも同時出品できます。
(出品時税込3,240円と落札された時にさらに税込3,024円)
より多くの人の目に触れることが可能になるので、より売却しやすくなるでしょう。
売買決定後の手続きは3つのプランを選択できる
クルモでは3種類の取引プランを用意されています。
おまとめプラン・輸送プラン・決済プランの3種類があり、出品者が希望のプランを指定します。
購入者はその中からプランを選択します。(費用は、購入者の負担となります。)
■おまとめプラン
車両の輸送を提携業者が代行してくれます。
必要な書類を用意すれば名義変更など車の売買における各種手続きを提携業者が代行してくれます。
■輸送プランを選択した場合
車両の輸送を提携業者が代行してくれます。
■決済プラン
輸送や事務手続きに関しては購入者と直接連絡を取って自分たちで対応することになります。
無事に納車が完了したら、
売れた車両代金-(手続き代行費用59,400円)-(振込手数料※)
の金額が振り込まれます。
※振込手数料は選択したプランによる。
参考:売却の流れ|クルマのあんしんフリマ「クルモ byGMO」
参考:プラン・ご利用料金|クルマのあんしんフリマ「クルモ byGMO」
クルモで車を売る人のメリットは?
個人と個人で取引する、費用面のメリットという意味では、クルモを使う場合と別の方法をとる場合と違いはありません。
車を売りたい人と買いたい人個人間で取引するスタイルです。
間に業者が入らず、直接売買する方式をとりますので中間マージンが何度も発生することがありません。
また、個人間売買のため消費税もかかりません。
クルモのメリットはトラブルを防ぐことが出来る点
個人間取引の場合、手続きの不備によるトラブルが起こりやすいといわれます。
しかし、クルモは代金のやり取りについてサポートしてくれるので、車両代金が支払われないなどのトラブルを避けることができます。
このように個人間取引で起こりうるトラブルを未然に防げるので、安心して愛車を売却できるわけです。
参考:個人間取引のメリット|クルマのあんしんフリマ「クルモ byGMO」
個人売買でトラブルになりやすいのは、車の状態に関する売却する側と買う側のギャップです。
「こんな車だとは聞いていない」という話になって、納車後にトラブルが起きることも考えられます。
クルモではこのような問題が起こらないように、購入を検討している人から事前に自動車に関する問い合わせができるようにしています。
トラブルを避ける為に…
売却者がクルモで必ず行う必要があること
あなたが出品した車についていろいろな人から質問メールが送られることがあります。
詳しい状態を知りたいとして同じ人から何度も問い合わせが来ることも考えられます。
その時も誠実に回答するのが、車を売却する側には必要となります。
クルモで車を売却する以上、このような購入希望者からの問い合わせには必ず応答するように求めています。
もし応答しない場合は、利用規約違反に該当します。
利用規約違反と認定されると、その自動車の取引が中止となったり、悪質とクルモサポートセンターが判断すれば、その後の愛車の出品も制限される可能性もあります。
多少面倒でも必ず問い合わせには迅速に対応するように心がけましょう。
参考:よくあるご質問(禁止事項)|クルマのあんしんフリマ「クルモ byGMO」
クルモの利用者はどのくらいいるの?
クルモは2017年7月4日に開始されたサービスで、まだ歴史がそれほど深くないです。
具体的な利用者数はGMOでは公表しておらず、利用者数に関してはまだそれほど多くはないと推測されます。
クルモで車を売るデメリットは
クルモに自分の愛車を掲載すれば、カンタンに個人売買することが可能です。
間に業者を挟まないため中間マージンを最小限にでき、少しでも高い価格で車を売却することが可能です。
クルモで車を売る時の注意点は?
規約およびクルモの裁量により一部出品できない車がある
・書類が準備出来ていない車 ×
・不動車や冠水車 ×
クルモの公式ページでも紹介されていますが、どのような自動車でも売却できるわけではありません。
基本的に四輪自動車であれば売却はできますが、一部出品できない車もありますのであらかじめ注意しましょう。
【書類の不備】
まずは売却するにあたって必要な書類を準備できていない車は出品できません。
・名義変更のための必要な書類が完備していない
・自動車税納税証明書(※)が無い
・軽自動車税納税証明書が無い
場合には売却は不可となります。
※納税証明書をもし紛失してしまったのであれば、自動車税管理事務所で手続きすれば再発行してもらえます。軽自動車税の場合、市区町村役場で再発行の手続きを行っています。
※納税していない自動車はもちろん出品できません。
【車の状態(特に走行不可なもの)】
多少車のコンディションに問題がある程度なら売却することは可能です。
しかし不動車や冠水車などの走行に支障をきたす車は売却できないので気をつけましょう。
改造車は売却可能ですが、あまりに改造の程度が著しく、車検で引っかかってしまうような車は売却できない可能性も出てくるのでこちらも注意点です。
クルモを利用した人の評判は?
クルモの評判をいろいろと探してみましたが、この記事を執筆している2017年12月の段階でTwitterで「クルモ」を検索してみましたが現在のところ「クルモ」自身のツイートしか見つけられませんでした。
(クルモは2017年7月4日からサービス開始されたサイトです。)