車売却(下取り・買取り・個人売買)の手続き・必要書類
車の売却に関する手続きについて
「必要書類」
「必要な物」
を、買取り業者などに売る場合と、個人売買の場合とに分けて説明します。
車を売る際の手続き
ケース1「買取り業者」「下取り業者」との契約で必要な書類・証明書類
【売る人が準備するもの】
・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書
・印鑑登録証明書
・実印
・代金振り込みのための口座
・リサイクル券
売却時の書類に関する注意点
軽自動車の場合認印も可。
引越しなどで車検証と印鑑登録証明書の住所が一致しない方は住民票も必要。
さらに、住所変更が複数回になると戸籍の附表もしくは住民票の除票が必要になります。
結婚した際に姓が変わって名義が一致していない場合には、戸籍謄本も提出する必要があります。
【業者が準備している書類】
・譲渡証明書
・委任状
これらは必要事項を記載して、署名・捺印をすれば完成します。
ケース2「個人売買」で必要な書類・証明書類
自分たちで売買契約書を作成して締結する必要があります。
◆売買契約書
契約書を間違い無く作成するためにプロに頼みたい、という場合には「行政書士」にお願いする(※)必要があります。
※行政書士には、行政に提出する書類に関する業務をお願いできます。
◆売る側が買う側に渡す書類
・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書
・委任状(実印を押印したもの)
・譲渡証明書
・リサイクル券
◆売った後にすべき手続きについて(車を買った人が行います)
●自賠責保険の名義変更
自賠責保険の名義変更には「自賠責保険承認請求書」という名称の書類を作成する必要があります。
・この書類に売り手と買い手の両者の押印が必要です。
(印鑑証明書で譲渡の意思を証明するのであれば、自賠責保険承認請求書に押印する印鑑は実印)
・自賠責保険証明書
・免許証、健康保険証、印鑑証明書
・「譲渡の意思が確認できる」書類として、名義が買い手に変更された後の自動車検査証
●任意保険の名義変更
手続きに関しては、加入している保険会社に問い合わせましょう。
まとめ
車の個人売買には準備すべき書類が多く、手間がかかる
契約書を自分たちで作成するのが不安な方は行政書士にお願いする必要があり費用もかかります。
名義変更忘れで、税金の支払い督促が来てしまうなど個人売買でトラブルを防ぐために・・・
買い取った相手には
・名義変更の手続きを間違い無く行ってもらうこと
・お金が確実に支払われるように契約書で約束しておくこと
この2つがとても重要になります。
確かに個人売買は、間の業者に支払う手数料の分高く売却することが出来るかもしれません。
ただ、こうした手間やトラブルを考えると、買取店に売るという選択肢も考えてみても良いかと思います。
買取店で少しでも高く売ることが出来る方法を選ぶというのも一つの手段です。
車を高く売ることが出来る「車一括査定サイト」の利用がおすすめです。
手間がかかってもやはり、車を個人売買で売りたい方は
契約書類なども代行してくれるサービスのある個人売買のフリマサイト「クルモ」
がおすすめです。