プラグ・点火プラグ【ぷらぐ・てんかぷらぐ】
- タグ:
エンジンで利用されているプラグ・点火プラグのことを通称でスパークプラグと言います。大きさは長さがおよそ5~7センチで幅が1~2センチの小さなパーツですが、ガソリン混合気を燃やすためには欠かせない重要パーツです。仕組みは簡単で、ピストン内に噴射されたガソリン混合気に、直接火花を飛ばして爆発させるシステムになっています。プラグはピストン一つに対して一つが設置され、ピストンの回転にシンクロして確実にスパークさせます。プラグの先端には火花を飛ばす電極が付けられていますが、素材としてはプラチナが一般的です。またピストン内に付きだした先端部分は、燃焼の度に直接爆発の衝撃と高熱を受けますので、耐熱性の高いアルミナ磁器が使われます。この素材はピストン自体の過熱を抑制するために放熱をする役目も担っています。その放熱効率を熱価と言いますが、熱価の数値が高い事も性能の良いプラグの条件です。